福山和人候補個人演説会、吉祥院小で
2020年01月28日
27日、国会での仕事を切り上げ、東京から京都へ、とんほ帰りで東京への一日でした。
南区の吉祥院小で開催された福山和人候補個人演説会に駆けつけました。
現職陣営は、地元紙紙面の三分の二を使って宣伝。
「大切な京都に共産党の市長は『NO』」と、「京都を共産党による独善的な市政に陥らせてはいけません」などと述べています。
まったく許しがたいモノです。原口一博国民民主党国会対策委員長は、「良識を疑う広告。ヘイトではないか？」「この広告に国民民主党や立憲民主党の名前？どういう経緯で名前が出ているのか？機関決定をしている？事実ならその責任を問われるだろう。要調査」とツイートしてます。
私は、彼と話しをし、選挙戦を汚す民主主義破壊のヘイトスピーチだねと認識を共有してきたところです。このようななり振り構わぬ反共宣伝は、古色蒼然とした退廃の極みとも言うべき宣伝で、現職陣営の追い詰められている焦りの反映ではないでしょうか。
同時に、今日世界でも日本でも多様性の尊重、違いがあっていいのだとの考え方が常識になりつつあり、個人の尊厳が民主主義の基本となっている時代にこの団体の姿勢は逆行するモノと言わなければなりません。
「独善的」とのレッテル張りで、福山和人さんが掲げる「すぐやるパッケージ」とその基礎となっている市民要求を敵視する以外の何者でもありません。
民主主義の名において、市民の切実な実態から出発した要求という点からも、市民の審判を下そうではありませんか。
今度の市長選挙は、市民の暮らしを応援し、京都のまちを守る市政を福山和人さんでつくろうという選挙です。
福山さんの市民の暮らし応援「すぐやるパッケージ」はとっても好評、インパクトがあります。だから現職陣営は「出来もしない」と難癖をつけている。しかし、福山和人候補は、財源は京都市の予算たった1%あればできることを明らかにしています。国保の子育て世帯引き下げは、仙台市をはじめ、25を超える自治体で実行している。全国知事会・市長会は、「公費の投入で国保料の引き下げ」をここ数年決議しているではないか。「隗より始めよ」の声に応えて提案しているのが福山候補だ。
ホテルラッシュ、簡易宿所、民泊など、応仁の乱以来のまち壊しに「このままでは、京都が京都でなくなる」「地域のコミュニティがなくなる」「若者の流出が止まらない」の声が大きくなってきました。
安倍政権が進めるインバウンド観光客6000万人誘致という数だけ追及、果ては菅官房長官の「全国50の高級ホテルを」の号令の下何が起こっているか。
世界遺産の仁和寺の真ん前にドデカいホテル。南禅寺の近くの無鄰庵横、隣の瓢亭を見下ろすホテル建設。その上京都市民が私財を投げ打ってつくった番組小学校、例えば東山区の粟田、中京区の立誠、下京区の植柳を市は、東京とタイなど外国ホテル資本に安く売り払う。住民の声を無視し市が率先して大資本の儲けに公共財産を提供するなど言語道断だ。
だから、やむにやまれず識者が「京都を愛するアピール」を発表し声をあげ始めた。井筒八つ橋の津田さん、「京都ぎらい」の著作で有名な井上章一国際日本文化センター教授、鮮やかな紅葉で愛される永観堂禅林寺の五十嵐さん、作家の高村薫さんらがそれだ。「京都が京都であり続ける」ためにと。
福山さんは「住んで良し、訪れて良し」こそ観光の王道、京都のまち壊し許さないと活動してきた弁護士だ。京都のまちを守るのは、京都に住まいする私達の責任であり、未来へ渡していく使命があるのでは。福山さんの勝利を。
最後に、「誰が市長になっても変わらない」とあきらめたらあかん。
高校生が動いて政治が動いたやないか。大学入試にベネッセという民間会社を儲けさせる制度改悪を、高校生、教育関係者、野党が中止法案提出し、団結して運動し、「身の丈」発言した文科相をして延期に追い込んだではありませんか。
高校生にも声をかけよう。ヤングもミドルもシニアも頑張ろう。一票一票で政治を変えよう。
世論は健全だ、国会で野党は、安倍政権の悪政、「危険な中東派遣反対」、始まる前から汚職・利権まみれのカジノ、「カジノは日本にいらない」「桜を見る会の総理の責任追及」を三本柱として闘っています。
世論調査で、「中東派遣見直せ」は、6割。カジノ見直せは、7割。「桜で安倍総理の説明不十分」は、8割です。この世論に訴えて、京都から安倍政治「ノー」の審判を下しましょう。