定例記者会見。国会内での野党の共同、国民的運動の発展で戦争法案の廃止を

2015年07月8日

 

 

8日、定例の記者会見を行いました。

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まず、自民党の佐藤勉国会対策委員長が昨日、来週13日の中央公聴会が終われば、「審議時間が105時間を超える」として(戦争法案を)採決する意向を示したことについて、私は、「わが党は、政府提出の法案は、違憲立法であることが審議を通じて明らかになっており、廃案・撤回しかないという立場だ」「同時に、強引に採択することは絶対許されない。審議すればするほど国民の反対の声が大きくなっている。憲法違反の指摘が相次ぎ、世論調査では、『国民への説明が不十分』の声が圧倒的多数だ(8割)。国民世論と運動をさらに発展させ、国会内では、野党間の共同も大事にしながら(戦争法案の強行採決という)暴走を食い止めるために力を尽くしたい」と述べました。

また、明日9日予定の日弁連主催の院内集会に、志位和夫党委員長や、民主党の岡田克也代表、社民党の吉田忠智党首など党首がそろって参加することも報告しました。

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「野党間の共同」について、あらためて問われました。
私は、「会期延長の時、『延長反対の一点』での5野党党首会談を行った。院内での様々な共同とともに、(院外の)国民の中で大きな運動の広がりがあるのが現在の特徴であり、そこを激励するための野党共同の方向性も工夫していきたい」と答えました。