千本釈迦堂の「大根炊き供養」へ
2019年12月9日
8日、今年も千本釈迦堂(大報恩寺)の「大根だき供養」に足を運びました。千本釈迦堂の本堂は、国宝で、鎌倉時代に創建された時のまま。京都でも応仁の乱を免れた有数の古建築です。この日は、大根炊きを求めて2時間待ちの行列ができていました。
もともと大根炊きのいわれは、釈迦が悟りを開いた日を記念したものとのことで、京の師走の風物詩となっています。ちまたでは、昔からこの大根を食べると中風にかからないと言われていましたが、近年では大根を食べれば広く「無病息災」に過ごせるということで、私もありがたくいただきました。
その美味しいこと、出汁がきいており、大根と油揚げの絶妙な炊き合わせ。至福のひとときでした。感謝の念しかありません。
こちらは、千体地蔵塔ともみじをバックにして。
こちらは、故蜷川虎三元京都府知事が寄贈した灯ろう。