全国借地借家人組合「第33回定期総会」であいさつ

2019年12月8日

 

7日。京都市内で開催された全国借地借家人組合「第33回定期総会」に来賓として参加し、挨拶しました。

 

全借連 こくたアップ

 

私は、「ようこそ京都へお越し下さいました」と切り出したうえで、「京都は、ほんとうに住みにくいまちになってきている。ホテル建設ラッシュと民泊、それに伴う地価高騰で、お年寄りも若者も住めなくなり、市外に人口が流出している。東山区では地価高騰率が前年の1.46倍になっている」と紹介し、「住まいは人権、住まいは福祉を掲げている全借連の出番の状況」と強調しました。

また、民間資本に住宅提供を任してきた自民党政治からの転換を訴え、「家賃補助」実現や「住宅基本法」制定など、政策課題の共同を大いにすすめようと呼びかけました。

 

全借連

 

最後に、「桜を見る会」など国会情勢を報告し、「この点でも野党の追及本部を立ち上げ、本格的追及を行ってきている。安倍政権の『逃げ切り』を許さず、国会延長で集中審議を行う動議を野党共同で提出する」と紹介。「安倍政権が『疑惑隠し解散』に打って出る可能性もあり、野党の選挙協力の議論をいっそう加速させるというのが党首会談の確認であり、こうした取り組みを国民運動としても後押ししていただきたい」と呼びかけました。