共産党「台風19号災害対策本部」会議開く

2019年10月16日

 

15日、国会内で日本共産党「台風19号災害対策本部」会議を開催しました。

志位和夫委員長・対策本部長が、この間の取り組みを以下の通り報告。

 

20191015_195426 台風19号災害対策本部

 

日本共産党対策本部として、①台風による被害の実態と情報を国会議員、地方議員、地元党組織が連携して把握する、②党として救命・救急活動と安全確保を最優先するよう国・自治体に求めていく、③避難所などでの二次災害を防ぐために、訪問活動などで被災者の状況と要望をよく聞き、生活環境の改善に取り組む、④全国的に被災地への救援募金を呼びかけることなどを確認し、「募金のよびかけ」については「しんぶん赤旗」(14日付)に掲載。

 

20191015_195318 台風19号災害対策本部

 

続いて、各地での救援活動を各議員が報告し、被害の甚大さと広範囲に及んでいること、地方議員と連携し、避難所での住民の現状、政府・自治体への改善などの取り組みを交流しました。

その上で、被災地と被災者の現状についての全容把握こそ急がれることを確認し、①避難所の改善。二次災害を防ぐために「避難所の生活環境改善の整備等について」の「通知」の活用、「通知」の水準に政府・自治体が責任を持って実施させること。②浸水によって宅地に流れ込んだ泥、ガレキの処理について、もともと被災者負担無しの公費での撤去できることを知らせ実行を求めていく。③住宅再建、農業被害、中小企業支援の対策を求めていくことを確認しました。

 

20191015_195153 台風19号災害対策本部

 

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「避難所の生活環境改善の整備について」の「通知」には、簡易ベット、間仕切りパーテーション、テレビ、ラジオ、冷暖房機器、公衆電話、ファクシミリ、仮設トイレ、障碍者用ポータブルトイレ、仮設洗濯場、(洗濯機、乾燥機など借り上げ料含む)、簡易シャワー・仮設風呂、仮設炊事場、その他必要な設備備品の設置ができる。また、管理栄養士など必要に応じて雇いあげるなど、メニューの多様化、適温食の提供、栄養のバランスの確保、質の確保について配慮させることも明記されています。