市民と野党共闘の今後を考える懇談会@京都府委員会

2019年10月7日

6日、日本共産党京都府委員会主催の「市民と野党共闘の今後を考える懇談会 ~ 参議院選挙を振り返って」が開かれ、倉林明子参議院議員と一緒に私も参加。

市民運動の関わるみなさんや、この間の選挙戦でご一緒したみなさんらと意見交換しました。

懇談会では、冒頭、渡辺和俊京都府委員長が懇談会の趣旨を説明。倉林選挙事務所の次長を務めていただいた守田敏也さんから問題提起をいただいたあと、参加されたみなさんからざっくばらんにご意見や要望を伺いました。

 

野党共闘1

 

ご参加のみなさんからは、「まだまだ安倍支持率は高い。そうはいっても政治はかわらないとあきらめる層にどう訴えるか」「若者の政治参加へのアプローチは」「野党連合政権というが、どういう政策的合意を行い、国民に打ち出すのか」などの意見や疑問、さらに共産党に対する要望も忌憚なく出されました。

 

野党共闘 こくた1

 

私は、中間と最後に発言し、「もともと安保法制関連法が強行された直後の共産党の各野党への申し入れは、安保法制廃止のためには野党連合政権が必要という提起だった。当時の各野党の受け止めが弱かったのは事実。しかし、この4年間で野党共闘は格段に前進した」と指摘。「国会での野党の共同も重視しているが、辺野古にしても秋田のイージス・アシュアにしても、現地・現場に一緒に調査に行くことが決定的だった。『憲法を変えるより、まずは日米地位協定を変えないとなあ』と一致するようになった」と紹介し、「衆院大阪12区の補選の段階では、無所属で立候補した宮本岳志候補の応援に来てくれた国会議員は格段に増え、そのお一人おひとりが様々なしがらみを乗り越えて応援に駆けつけるまでになっている。野党の共同が連帯感を生み、連帯が新たな信頼関係を醸成している」と強調しました。

 

野党共闘 こくた2

 

また、最後に「共産党も自己変革し、野党共闘から進んで、野党連合政権をめざしている。市民のみなさんもパッション、情熱をもってご一緒に『野党は政権』と闘い、後押しいただきたい」と、しめくくりました。