富山市演説会、比例候補井上さとし・青山りょうすけ両氏と訴える

2019年07月3日

 

30日、富山県富山市の富山国際会議場で「日本共産党 演説会」が開催され、井上さとし参院議員とともに日本共産党の躍進、選挙区での勝利を訴えました。

日本共産党富山県委員会の事務所入り口には、演説会の開催を知らせる私の(穀田恵二名入りの「のぼり旗」があるではありませんか。その様な告知の努力に頭が下がる思いです。演説会の会場周辺や市内のいたるところにありました。

 

DSCN0415 20190630富山

 

選挙区野党統一候補の西尾まさえい氏からのメッセージが紹介され、オールとやま県民連合水谷敏彦氏が連帯の挨拶をしました。

日本共産党比例候補の青山りょうすけ氏は、高い学費に苦しむ学生、ブラックな働かせ方のもとで苦しむ若者に心を寄せ、明るい未来を日本共産党とともにつくろうと呼びかけました。

 

演説会DSCN0321 20190630 富山

 

井上さとし参院議員は、参院国対委員長として15年、7代の首相と論戦してきたことをあらためて触れ、改憲と暮らし破壊の安倍政治を告発。改ざん、ねつ造、廃棄の暴走政治をヤメさせよう。被爆二世として被爆者の心を日本と世界につなぐと訴えました。

 

DSCN0325 20190630 富山演説会

 

私は、はじめに、春の統一地方選挙(県会議員選挙)で40年ぶりに2議席獲得という歴史的な快挙を勝ち取り、地元のマスメディアも「共産党40年ぶりに2議席」と見出しにするくらい共産党が注目されていること、富山県の日本共産党の地方議員は19人で第2党であることを紹介し、「この前進と地歩に確信を持ち、この勢いを加速させ、共闘の勝利、日本共産党の躍進、比例5万票を実現しよう」と呼びかけました。

 

DSCN0326 20290630 富山演説会

 

比例で日本共産党、井上さとしさんをはじめ7人を勝たせてほしい

井上さんは、参院国対委員長としてと東奔西走。安保・外交、暮らし、原発ゼロ、核兵器禁止条約締結の推進を世界に働きかける被爆二世。野球でいえば、四番バッター兼エースピッチャー。国政にとどまらず、核兵器のない世界をつくるスケールの大きな政治家で、共産党と国民にとってかけがえのない役割を果たす、なくてはならい大事な議席と強調しました。

選挙区では、野党統一候補の西尾まさえいさんを押し上げて

自民党の候補は、前回選挙時の毎日新聞のアンケートに、「憲法9条を改正して自衛隊を他国と同様に『国防軍』にすべき」、「集団的自衛権の行使を認めるべき」、日本の核武装について「国際情勢によって検討すべき」と回答。討論会では「年金の給付水準が下がる」と明言。安倍首相と瓜二つ。自民党候補者に、国民の暮らしを任せるわけにはいかない。

西尾氏は、「子育て不安、老後の不安、働く人の将来不安という3つの不安をゼロに」と提唱。これは共産党と共通する内容。リベラルな思想。「残りの人生を故郷に捧げたい」との覚悟を持って、参院選挙に臨む。その心意気に、我がこととして闘い、選挙区で勝利しょうと述べました。

 

DSCN0329 20190630 富山演説会

 

漁業問題の問題も触れました。

漁業法の改悪は許せない。浜の権利を大企業に売り渡すもの。富山の漁業経営の 9割は沿岸漁業者です。日本共産党は、沿岸漁業の振興に力を注ぎ、小規模漁業者と漁協等の漁業権を保障するために力を尽くす。「漁民の声を聴け」が漁師のたちの率直な思いと受けとめ、頑張りたいと決意を表明しました。

最後に、富山の革命的伝統と歴史について語りました。日本共産党の60年の「富山県」版によれば、1918年米騒動。県下の沿岸漁民の家族婦女子は、日常の食事すら窮する、漁村の婦人たちは、米の安売りと生活困窮の救助を要求して闘った。

さらに電灯争議(高い電灯料金の需要者への押し付けに反対、値下げを要求し、ついに一軒残らず電球をはずし、ローソクを灯して抵抗)労働者・農民の最大の革命的伝統として記している。この伝統を受け継ぎ、富山から日本の政治を変えよう、全国の牽引車の役割を果たし、選挙区で西尾まさえい氏の勝利、日本共産党の躍進を勝ち取ろうと呼びかけました。

 

DSCN0333 20190630 富山演説会

 

手話通訳のみなさん、長時間にわたり、ありがとうございました。