23日は、沖縄『慰霊の日』 沖縄戦終戦から74年

2019年06月22日

 

明日6月23日は、沖縄は『慰霊の日』です。

11時50分から糸満市摩文仁平和祈念公園で「沖縄全戦没者追悼式典」が行われ、玉城デニー知事が「沖縄平和宣言」を行います。

式典に先立ち、9時に糸満市役所を出発して「平和祈念慰霊大行進」が平和祈念公園まで行われます。

今年は「平和の礎」(沖縄戦で亡くなった方々の名を刻んだ記念碑)に、新たに42名を加えた刻銘板が設置され、刻銘者は241,566名となりました。

 

平和の礎

 

『慰霊の日」とは、日本が行った侵略戦争、太平洋戦争で唯一の地上戦となり、1945年(昭和20年)6月23日に沖縄戦が終結したことにちなみ沖縄県が祈念日として定めたものです。沖縄戦は、1945年3月26日に始まり、約3カ月にわたり、激しい戦闘となり、24万人を超える方々がお亡くなりになりました。

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昨年8月8日、67歳の若さで志半ばにして逝去された、翁長雄志・前沖縄県知事は、2014年の県知事選挙で「オール沖縄」の候補としてたたかい初当選し、10月の初登庁のあいさつで「あの美しい大浦湾を埋め立てる新辺野古基地は造らせない。新基地反対の民意をしっかりと日本政府に伝えたい」と述べ、日本共産党本部訪問時のあいさつでは「政治に保革を乗り越えられる包容力があるかどうかです。その包容力がなければ沖縄の政治も日本の政治も変わりません。こうした言葉を大切にながら一生懸命がんばりたい」と決意を語りました。

下の写真は、2014年12月、翁長氏が党本部を訪れ懇談したものです。

オナガ氏との懇談2

 

そして、昨年の慰霊の日には、「平和を求める大きな流れの中にあっても、20年以上も前に合意した辺野古への移設が普天間飛行場問題の唯一の解決策と言えるのでしょうか。日米両政府は現行計画を見直すべきではないでしょうか。民意を顧みず、工事が進められている辺野古新基地建設については、沖縄の基地負担軽減に逆行しているばかりではなく、アジアの緊張緩和の流れにも逆行していると言わざるを得ず、まったく容認できません。『辺野古に基地は造らせない』という私の決意は県民とともにあり、これからもみじんも揺らぐことはありません」、「恒久平和を希求する『沖縄のこころ」を世界に伝え、未来を担う子や孫が心穏やかに笑顔で暮らせる『平和で誇りある豊かな沖縄』を築くため、全力で取り組んでいく」と決意を述べました。

この遺志を引き継ぎ、玉城デニー知事が誕生しました。私も翁長前知事の遺志を引き継ぎ、普天間飛行場の無条件撤去を早期に実現し、辺野古新基地建設を中止させるために、全力を尽くす決意です。

下の写真は、いずれも翁長氏の法要のため、魂魄の塔に訪れたものです。

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魂魄の塔