「正倉院 撥鏤(ばちる) 復元と創作」展を鑑賞

2019年04月27日

撥鏤=ばちる」ってご存知ですか。

撥鏤(ばちる)とは、象牙彫り細工の一つで、象牙を染料で煮染めして表面に模様を掘ったもので、国家の基準をはかる「ものさし」のこと。守田蔵さんは、奈良時代に中国から伝わった撥鏤の復刻に力を注いでいます。

守田さんが、銀座藤屋ビルの2階にある藤屋画廊で「FUJIYA GALLERY Selection 天皇のものさし 正倉院 復元と創作:守田蔵展」を開催。招待を受け、さっそく、鑑賞に行ってきました。
(会期:〜5月4日土曜、時間:12時〜19時(※最終日は17時まで)、場所:銀座2-6-5)

 

撥鏤1

 

談笑2

 

 

撥鏤2

 

見学1

 

 

撥鏤3

撥鏤3

撥鏤3

談笑3

 

制作者の守田蔵さんから、いろいろなお話を聞きながら、ひとつひとつじっくり観させていただきました。守田さんは、京都府木津川市加茂町で撥鏤の復元と創作に努め、作品展には、撥鏤尺だけでなく、他にも帯留めやピンバッチ、茶杓、菓子切りなどいろいろな作品が展示されています。

 

撥鏤4

 

帯どめ

 

精巧な美に感動すること、請負います。ぜひ、足をお運ください。