野党国対委員長で辺野古調査、沖縄県との意見交換、合同ヒアリングの報告

2019年04月13日

 

報告です。10日、7野党会派の国対委員長ら(立憲民主党・辻元清美、本多平直衆院議員、国民民主党・関健一郎、社保国民会議・広田一、自由党・日吉雄太、社民党・照屋寛徳、沖縄の風・糸数敬子の各氏と、私)で、辺野古の基地調査、沖縄県との遺憾交換、野党合同ヒアリングIn 沖縄に臨みました。

まず、辺野古土砂投入地域を船上から視察し、衆院沖縄3区補選の候補者・ヤラともひろ事務所を激励し(既報)、沖縄県庁では謝花副知事と面談、沖縄防衛局からの合同ヒアリングを行いました。

 

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沖縄防衛局からのヒアリングでは、防衛省が辺野古新基地建設予定地で最も深い90メートルの軟弱地盤が存在するB27地点の強度を確認していない点を指摘しました。

地盤改良工事の工期を「3年8カ月」としている根拠=作業船の確保、作業日数の問題、改良に必要な砂の調達先と砂の単価、工費砂に混入する特定外来生物の駆除などをただしました。

いずれについても、防衛省側は、まともに答えることができませんでした。

 

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県庁で、謝花喜一郎副知事と面談し意見交換を行いました。

謝花副知事は「現場に足を運び、地元の方々の声をお聞きになられ、本当にありがとうございます。ぜひ、国会で生かしていただければ」とあいさつし、新基地建設ありきで詳細不明のまま軟弱地盤の改良工事を計画し、環境保全措置は不十分な安倍政権に対し「県として、新基地建設を許さず、対抗策を打ち出していく」と述べました。

各党対委員長らからは、新基地建設を止めるための決意などが語られ、私は「国会で追及に全力を尽くす」と述べました。

県民の民意を無視して新基地建設を強行する安倍政権に引き続き追及していくことを確認・一致しました。

 

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辺野古の海を視察。海に出るときは、雨が激しく、波も高くどうなるかと思いましたが、沖に出ると不思議と収まりました。

 

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県政策調整監や、土木の専門技術者の方々に説明を受けながら、土砂投入の現場、赤土のダンプでの搬入などの実態をしっかりつかむことができました。海上保安庁の追跡もいつものように遭い怒りに燃えました。

 

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