定例会見。6野党、「28日採決は認められない」と確認

2019年02月28日

27日、国会内で定例の記者会見を行いました。

私は、6野党国対委員長会談で、与党側が2019年度予算の採決を28日にと主張していることに対して、「実質賃金のマイナスを隠し、消費税、辺野古などの問題が山積する課題に審議が不十分のなか、審議を打ち切って採決することは許されない」との立場を確認したことなどを報告しました。

あわせて、統計不正について政府・与党の妨害の中、全容解明は未だに不十分の状況であること、26日中央公聴会を開催し、公述人から意見を承り、これを受けて議論を深めるべきときだと強調しました。

 

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予算案組み替え動議については、「統計不正で予算の土台の根本が崩れており、信頼のできない統計の上につくられた予算は撤回しかない、組み換え以前の根本問題」の立場で対応することでも一致。昨年はごく一部分の一致点での組み換えとなったが、今回は、議論を重ね土台の根本について一致をみたことが重要だと述べました。

 

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辺野古埋め立て問題については、予算委員会で赤嶺政賢衆院議員が取り上げ明らかにしたマヨネーズのような深さ90mにも達する軟弱地盤。その地盤を強化するための工法や工期、費用について何も答弁できない状況のもとで、工事を進めることは許されないとして、土砂投入の即時中止を求めることで一致しました。

 

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消費税の問題でも、政府の「増税対策」なるものの複数税率、ポイント還元など国民を混乱と懸念を招いており、(消費税の)逆進性のもとで、低所得者対策はまったくないなどの状況を踏まえ、消費税10%増税を前提とする予算案は認められないという点も一致しました。

 

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