会見。「『天皇在位30年』の賀詞、過度の礼賛には賛成できない」と態度表明//京都「無鄰菴」隣接のホテル建設予定地を調査
2019年02月26日
25日、国会内で記者会見し、天皇在位30年に関する賀詞を衆院本会議で議決することについて、以下のように述べ、態度表明しました。
「天皇の在位何年で賀詞を議決した例はない。にもかかわらず、在位30年で賀詞をあげること、およびその文案を見ると、全体として過度に天皇を礼賛するものとなっており、国民主権の原則に照らして賛成できない。決議が行われる本会議は欠席する」
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24日、文化財保護法で「重要文化的景観」に選定されている京都岡崎地域、「無鄰菴(むりんあん)」に立ち寄りました。無鄰菴は、もともと明治・大正の元老・山県有朋の別荘であり、いかに無鄰菴と庭園からの景観、眺望が大事にされているのか、実際にみてよく分かりました。写真は無鄰菴庭園で、国の「名勝」に指定されており、背景に東山を望むことができます。
実は、この無鄰菴の隣接地に、東京資本のホテル建設が予定されており、高さは13.9メートル。すぐ後ろから、ホテルが無鄰庵を見下ろすことになります。これでは眺望も景観も台無しに。
地域住民の皆さんが怒って当然。ご近所にお住まいの牧さんからホテル建設予定地でお話を伺いました。
これがホテル建設予定地から無鄰菴の方向をみた写真。14メートル近くの高さでなくとも、東山、比叡の眺望はバッチリと見えます。
文字はうまく見えませんが、黄色い横断幕には、「ホテル建設反対」と書かれています。これはご近所の別のマンションで。
ホテル建設反対のノボリも。
ホテル建設地のお隣にある、府の無形文化財に指定された、400年の歴史を誇る「瓢亭」さんも訪問しました。