20日、定例会見。与党の予算案28日採決発言を厳しく批判//会見の「動画」もご覧ください。

2019年02月21日

 

20日、国会内で、定例記者会見を行いました。私からは、午前に開かれた6野党国会対策委員長連絡会で議論し、確認・一致したことを報告。

「昨年1月から12月の各月の実質賃金の前年同月比の伸び率(共通事業で比較した参考値)と統計不正の再調査の結果を速やかに提出することが予算審議に不可欠であるとして、改めて政府・与党に要求することで一致したと報告。

与党の国対委員長が「28日2019年度予算案を採決する」と言及したことについて、言語道断だと厳しく批判しました。
まず、1月18日に開かれた与野党国会対策委員長会談において、統計不正について全容解明を行うそのために包み隠さず資料の提出を求めると確認した。全容解明は不十分であり、官邸の関与の疑いが浮き彫りになってきた。参考人の出席や資料提出を渋り、疑惑の解明を妨害しているのは与党ではないか。また、予算委員会の審議は、消費税10%増税問題、大軍拡と爆買い、無法な辺野古の新基地建設、原発問題など、山積する国政の重要問題がようやく緒に就いたばかり。26日に、国民の声をお聞きする中央公聴会の開催が決まったが、そこでお聞きしたご意見を踏まえ、さらに議論をつくすのが国会の役目だ。それらを無視して日程ありきで、予算案の採決を云々するなど許しがたいと述べました。野党会派で、「予算審議の根本がわかっていない」との見解で一致したことも報告しました。

 

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メディアの記者団からは、安倍晋三首相の首相在任期間について、1月28日に開かれた6野党の党首会談を受けて、本日の書記局長・幹事長会談の開催についてなどの質問が出されました。

 

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定例記者会見の動画もご覧ください。