〝一休さん〟のお寺、酬恩庵一休寺へ
2019年02月10日
遅れましたが、報告です。
3日、京都木津川マラソンの帰り道、近くの「一休寺」(正式名称は酬恩庵(しゅうおんあん)」に立ち寄りました。
もともと一休寺は、私の地元、京都市北区にある大徳寺を開いた高僧・大燈国師の師である大応国師(南浦紹明)が、鎌倉時代に開いた禅道場「妙勝寺」がルーツだそうです。その妙勝寺が戦火により荒廃していたのを一休禅師が中興し、宗祖のご恩に報いるという意味を込めて「酬恩庵」と名付けられたとのことです。境内には小さな石像や、一休禅師像があり、楽しむことができます。
ところで、今日は節分。一休寺には大徳寺418世宙宝(1760~1838年)の書で「福は内 鬼は外」の掛け軸も。一休禅師は81歳から大徳寺住職を務め、88歳で亡くなったとありました。
一休寺では、京都ならではの禅寺の風情も存分に味わえます。方丈を囲む枯山水式庭園は江戸時代を代表する庭園として名勝に指定されています。
また、方丈では、狩野探幽の手によるふすま絵も観ることができます。
みなさんも、京都府南部地域へお越しの際はぜひ一度お出かけ下さい。