訃報 仙谷由人元衆院議員死去について

2018年10月17日

 

11日、旧民主党政調会長や官房長官などを歴任した仙谷由人(せんごく・よしと、享年72歳)元衆院議員が、肺がんのため死去されました。

私は、メディアの求めに応じ、政府の大臣として、厳しく対決したときもありました。政府の窓口として、日本共産党の申し入れにも応じてくれました。またトンネルじん肺の問題で解決の道筋を探求する議論をしたことは、忘れ得ぬ思い出です。心からご冥福をお祈りします、と語りました。

仙谷氏は、民主党政権時代の鳩山由紀夫内閣では行政刷新担当相、国会戦略担当相、菅直人内閣では官房長官、官房副長官を務めました。

 

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2010年10月には、日本共産党として、尖閣諸島問題 日本の領有は歴史的にも国際法上も正当――日本政府は堂々とその大義を主張すべき」と題する見解を発表し、志位和夫委員長は、仙谷由人官房長官と首相官邸で会談し、首相あてに「見解」を手渡しました。(写真)

 

仙谷

 

2010年11月には、志位委員長が、 「歴代自民党政権の日ロ領土交渉方針の根本 的再検討を」と題する、申し入れを、政府に対して行ない、政府は、仙谷官房長官が対応しました。私が同席しました。

 

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