「第38回 京都戦争展」//「反核・平和のための小品展」//第40回 日本新工芸展//第1回 日本新工芸学生選抜展
2018年08月9日
報告です。京都の「第38回 平和のための戦争展」が立命館大学国際平和ミュージアムで開催されました。
毎年参加しているのですが、昨年は川端達夫元衆議院副議長中南米諸国訪問団の一員として、キューバ、ブラジル、アルゼンチンを訪問していたため、参加はかなわずでしたが、今年は参加できてホットしました。
今年のテーマは、「平和憲法を輝かせる いのち くらしを守る」で、戦争展の「趣旨」をしたためた宣言文の前で、左京区在住の馬原さん、私、井手啓二立命大・長崎大名誉教授とご一緒に。
ちょうど会場では、日本軍性奴隷被害女性を撮り続けている写真家の安世鴻さんのお話しがあり、足をとめてお聞きしました。
今年のもう一つのテーマでもある、「障害者と戦争」のコーナー。
辺野古行動をとった写真家の森住卓さんのコーナー。
京都女子大のゼミ生が調べ発表した「馬町空襲」のコーナーにも足をとめ、説明をうかがいました。京都女子大のみなさんが、空襲当時の古い写真などの資料を丁寧に集めており、「京都に空襲があった」ことをあらためて取り上げていただき感心しました。
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「戦争展」のあと、5日が最終日の「第33回 反核・平和のための小品展」にも足を運びました。
こちらは、先日もうかがった増田正昭さんの被爆地ヒロシマを画いた作品で、とても精密なタッチで描かれていました。
いずれも、息の長い取り組みです。企画や展示等ご努力いただいたスタッフのみなさんに心から敬意を表します。
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報告です。5日、最終日を迎えた「第40回 日本新工芸展」に案内をいただき足を運びました。
案内をいただいたのは、京都府からの入選者7名のうちのお一人、京都市北区在住の作家、池田顕さん。池田さんの作品は、「夢幻(むげん)の階(きざはし)」という刺繍。
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今回は、40年目の節目ということで、全国の高等学校や専門学校、大学などで工芸を学んでいる方々の作品の展示を通して若者を応援したいとの趣旨で、「第1回 日本新工芸学生選抜展」も同時開催されており、とても見応えがありました。