「同志社社史収蔵品展」を訪問

2018年04月29日

 

4月28日、同志社大学今出川キャンパスにあるハリス理化学館にて開催中の「同志社社史収蔵品展」を訪ねました。

写真は、住谷悦治・同志社総長の手書きの色紙の前で(許可を得て撮影)。

立命館大学在学中の「不戦の集い」で、住谷総長、末川博・立命館総長、大西良慶・清水寺貫主、蜷川虎三・京都府知事の四氏の色紙を提供してカンパを集めた懐かしい思い出がよみがえりました。

 

住谷総長

 

住谷悦治氏は、「学園暴力からの正常化」のたたかいの困難な時期に同志社大学総長(1963年から3期12年)つとめられた方です。色紙には、しっかりとした筆致で「梅寒苦を経て清香を発す」とありました。

 

住谷書

 

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また、住谷悦治氏の叔父であり、群馬の平和主義者であった住谷天来氏の手による見事な書の前でも写真を撮りました。

 

住谷同志社

 

住谷天来氏は、慶應義塾時代にキリスト教に入信、卒業後、郷里の群馬で「廃娼運動」など青年運動に活躍し、後半生では日露戦争に対する「非戦論」「平和主義」の立場を貫いた方で、悦治氏は幼年時代からこの叔父を尊敬し、洗礼を受け、終生傾倒したとされています。