佐川前理財局長の証人喚問について/伝統産業の日は「京に生きづく手しごと展」「京の名匠 春秋展」など見どころいっぱい

2018年03月28日

 

27日、参院と衆院で佐川宣寿前理財局長の証人喚問が行われました。メディアの記者団から、感想と今後の見通しについでの取材がありました。

 

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私は、次のように答えました。

尋問に対する佐川氏の証言は誠に不誠実極まりない。安倍首相や安倍昭恵さんらの関与について根拠なく否定し、改ざんに関わる自らの関与については「刑事訴追のおそれ」と称して証言を拒否する態度に終始したのが特徴だった。

公文書改ざんは、国民主権と民主主義破壊という事の重大性からして、いよいよ安倍昭恵さん、迫田英典(当時の財務局長)、谷査恵子(昭恵さん付きの政府職員)、今井尚哉(首相秘書官)の各氏らの証人喚問が必要であることが浮き彫りになった。

参院予算委員会で、予算委員長は、改ざんについて、「予算委員会に対する冒とくだ」と述べており、その状況は何らか変わっていない。安倍首相も、自民党も全容解明に努力すると発言しているだから、責任を持たねばならない。何より国民の怒りは大きく、真相解明を求めている。

参院予算委員会での徹底した審議・追及、衆院での予算委員会「集中審議」が必要なことは明白。引き続き全容解明のため野党が結束して取り組んでいく決意だ。

 

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報告です。17日~18日は、みやこめっせを中心に『伝統産業の日』として「京の生きづく手しごと展」、「京の名匠 春秋展」、「京友禅作品展」などが開催されました。街頭宣伝などの合間をぬって、今年もおじゃましました。

 

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『伝統産業の日』とは、京都市が1200年の悠久の歴史の中で培われた京都の「匠の技」の魅力を国内外に発信するため、2001年に「春分の日」を「伝統産業の日」と定めて以来、毎年、この日を中心に岡崎・東山、室町、西陣などの市内各地で多彩なイベントが開催されています。

 

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私は、お邪魔した伝統産業を心底応援し、振興する政治の必要性を痛感します。

写真下は、私が日頃親しくしている「京指物 京都木工芸協同組合」の若手の作品。

座らせてもらい、木工スタンドも使用・試用しました。

 

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京都の伝統産業の良さと深さを楽しむことができる企画です。毎年二月頃から開始され、一連の盛りだくさんのイベントが開催されます。一度じっくりご覧になってはいかがでしょうか。

私も興味津々です。来年は早めに紹介します。