与野党書記局長・幹事長会談。野党は、「働き方改革」法案提出断念を要求!

2018年02月24日

 

23日、国会内で与野党の書記局長幹事長会談を開催。

 

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野党は、21日の6野党書記局長・幹事長会談での合意である、三項目(①裁量労働を全般的に再調査、②「働き方改革」関連法案の国会提出を見送ること、③佐川宣寿国税庁長官、安倍昭恵氏、加計孝太郎氏の証人喚問)の実現を迫りました。

 

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これに対して自民党の二階俊博幹事長は、裁量労働制巡る議論について、「国民が政府に対して信頼のおけるような誠実な対応が求められる」「与野党が円満に国会を運営できる環境づくりが大事。野党の申し入れを承り、週明けに回答」すると応じました。。

 

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日本共産党の小池晃書記局長は、二階幹事長の発言を踏まえるなら「データの誤りが続出している裁量労働の実態について再調査するしかないし、根本が崩れた法案の提出は断念すべきだ」主張しました。

さらに、「安倍首相が、厚労省からあがってくるモノに基づいて答弁しているなどと、自らの責任を棚上げする発言は許せないとして、こういうことを言いだしたら国会の審議が成り立たない。与党としても厳しく対応すべきだ」と厳しく批判しました。

 

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この後、既報のように6野党合同集会が開催されました。