「かやぶきの里」と「出雲大神宮」
2018年01月31日
28日、南丹市議選の3人の予定候補の事務所開きの応援に駆けつけた際に立ち寄った美山町の「かやぶきの里」の紹介します。
南丹市美山町は、京都府のほぼ中央に位置し、府下一番の広大な面積で、その大部分を森林が占めています。そして、その町内には多くの茅葺き民家が現存しています。その中でも知井地区にある「北」の集落は50戸のうち38棟が、かやぶきの屋根です。
伝統的技法による建築物群を含めた歴史的景観の保存度への評価も高く、1993年12月に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。一年を通じ、日本の原風景に出会える場所として美山町を代表する観光名所でもあります。
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写真下は、南丹市八木町に向かう途中に立ち寄った出雲大神宮です。
「丹波に出雲といふ所あり、大社をうつしてめでたくつくれり。」
これは兼好法師の『徒然草』に記述があります。この“出雲といふ所”が出雲大神宮のことだとされてます。
『徒然草』は鎌倉時代の作品なので、少なくとも鎌倉時代には出雲大神宮はあったことになります。しかし、社伝によると創建は709年(和銅2年)とされいるので、飛鳥時代?。深い歴史を持つこの神社は、足利尊氏が修造したと伝わる重要文化財の本殿を今に伝える、「丹波國一之宮(丹波の国で一番格式が高い神社)」と書かれています。