京菓子司「柏屋光貞」の中川さんから「版画」ハガキ
2017年12月17日
「行者餅」で有名な京都東山の「柏屋光貞」の店主、中川夕津也さんから師走の挨拶がわりにとハガキ（版画）をいただきました。
禅僧にすり寄る狗（いぬ）を描いたもので、「胡麻すり坊主に忖度狗（そんたくいぬ）」とあります。
中川さんの説明によると、「狗子佛性（くしぶっしょう）」という禅語があり、狗の子にも「佛のこころ（性）」があるというもの。
中川さんのハガキには、「あまりにもひどい安倍政権の身勝手さと人事をにぎられた官僚の胡麻すり」「忖度する狗の図で今年は終わります」とあり、「狗子にも佛性はあるのか。忖度だけか？ 来年の楽しみです」と締めくくられています。
政治を見る老舗主人の厳しいまなざしとユーモアを楽しみました。
下の写真が「柏屋光貞」の行者餅です。
