18日、「民泊」問題の解決をめざす報告懇談会in右京を開催
2017年09月19日
18日、午後 2時~ 4時、ラボール京都・第1会議室で「『民泊』問題の解決をめざす報告懇談会」を開催しました(写真は報告する私。左が吉田こういち衆院京都4区予定候補)。
私は、最初の基調報告に立ち、この間の「民泊新法」(住宅宿泊事業法)をめぐる国会論戦、新法の来年6月の施行前にいかに運動を進めるかなどを柱に報告。「違法民泊を野放しにしたあげく、これを奇貨として別の法体系をつくり、違法を合法にするところに問題の本質がある」と指摘。
また、この間の、京都市会議員団と国会議員団の政府交渉などの結果、政省令や京都市の条例等による規制の強化も可能であることも紹介した上で、「法ができたらから、もうどうしようもない」というのでなく、「最低限、①火災予防の観点からしても木造住宅の密集する地域における民泊は禁止、②住宅専用地域での規制、③マンションでの規制について具体化すべき」と提案。「京都市として、問題解決のための体制強化を」と強調しました。
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地域からは、「南衣手町の住環境を守る会」と「嵯峨天龍寺若宮町の対策委員会」の皆さんからご報告があり、儲け本位の業者に対応し、日々ご苦労されている内容を伺いました。
私は、まとめの発言で、「町内会や自治連などと連携し、みなさんが頑張ってこられたからこそ民泊業者の無法が簡単にまかり通らない状況が生まれている。こうした京都ならではの住民自治の力に確信を持って、この運動の力で業者とも交渉し、また、政省令や京都市条例もより良くするように迫ってまいりましょう」と結びました。
なお、日本共産党から、西村善美京都市会議員が報告に立ち、ほり信子、山田こうじの両市会議員、かみね史朗、島田敬子の両京都府会議員も参加しました。