上京建労出陣式//梨の木旅館//「木田安彦木版画展」

2017年09月12日

 

10日、京建労上京支部「秋の拡大月間」出陣式に参加、連帯の挨拶をしました。

日本共産党から、蔵田とも子京都市会議員、さこ祐仁京都府会議論がともに参加しました。

 

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私は、森友・加計学園問題で、安倍政権が「一強」どころかいまや追い詰められ、「市民と野党の共闘」が、東京都議選、仙台市長選挙での連続勝利し、大きく政治を動かす状況になっていると報告。「こくた国対委員長20年を祝うつどい」に参加いただいた河野洋平元衆院議長が「神奈川新聞」紙上において、「かつて佐藤(栄作元総理)でなければ誰でもよいと言われた状況によく似ている」と指摘しているエピソードも紹介し、「安倍政権打倒へ、声を上げれば政治が大きく動く時代。政治を変え、働くものの暮らしと平和、とりわけ憲法9条を守るため力をあわせて頑張りましょう」と呼びかけました。

上京建労の九里支部長(写真)はあいさつで、「秋の拡大目標を必ず達成し、組織再編・統合に向かおう」と訴えました。

 

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上京建労の出陣式に伺う途中、まず「梨の木旅館」へ。旅館の女将さんは、京都市会議員団と府委員会共催の「民泊問題シンポジウム」でご発言いただき、お礼方々一度ぜひ伺いたいと思っていたものです。

「民泊に押され経営は苦しいです。スタッフと知恵を出しながら乗り切っていこうと努力しているところです。ところで、今日は街にあふれるポスターのこくたさんに来ていただきビックリ。本当に光栄です」と、ことのほか喜んでいただき、こちらが励まされました。みなさんも、京都観光に来られたときにはぜひご利用下さい。

 

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その後、京都府庁から100mほど西にある「中信美術館」へ。現在、「木田安彦 木版画展」を開催中(10月8日まで、月曜休館。無料)で、短時間で残念でしたが、木田氏のお嬢さんからも作品にこめた木田氏の思いを聞かせていただき、楽しいひとときを過ごしました。

 

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版画家・木田安彦氏の木版画は本当に繊細で緻密。私は、三十三間堂の木版画の前で足をとめ、見入ってしまいました。

今作品展では、NHK大河ドラマ「新選組!」のタイトル版画に使用された作品、また、最後の木版画作品である「西国三十三所」シリーズなども展示されています。是非この機会にご覧ください。