京都総評定期大会//建交労京都府本部大会・京都医労連大会で連帯と激励のあいさつ

2017年09月11日

 

9日は、ラポール京都ホールで開催された「京都総評第84回定期大会」で、日本共産党を代表してが連帯と激励のあいさつを行いました。小田川義和全労連議長、中岡基明全労協事務局長(下の写真、演壇右前例のお二人)もあいさつを行いました。

 

総評1

   

 私は、まず北朝鮮のミサイル・核実験など「相次ぐ軍事的挑発行為を厳しく糾弾する」とともに、「憲法9条を持ち、唯一の戦争被爆国として、日本が平和的外交的努力の先頭に立ち、米朝直接対話の実現のため努力を行うべきだ」と指摘しました。

その上で、京都総評がこの間、「賃上げ、ベアを求めるたたかいとともに〝フトコロもあたためて、地域の経済循環〟との立場から、労働者の要求実現と京都経済の底上げを結合させて運動してきた」と紹介。「くらし破壊の安倍政治との対決」と同時に、「憲法9条改悪」「労働法制の全面改悪」のたたかいがいよいよ政治の表舞台に出てきており、まさに「京都総評の出番の情勢」であると訴えました。

また、市民と野党共闘の到達点に触れた上で、この課題を前進させるためにも、京都総評が安倍内閣の退陣、「憲法を守り、職場にいかす」たたかい、組織拡大と国民的共同のたたかいを「車の両輪」として前進させ、その役割を大いに発揮してほしいと呼びかけました。

 

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10日午前は、、全日本建設交通一般労組(建交労)京都府本部19回定期大会、京都医労連第95回定期大会に参加し、連帯のあいさつを行いました。

 

健康労

 

私はまず、北朝鮮の軍事的挑発を糾弾するとともに、「軍事的衝突を起こしてはならない。国連決議に基づき経済的制裁を強化し、外交的・平和的解決のために、米朝の直接対話を」、「憲法9条を持つ国として戦争回避のあらゆる努力を行うべき」「その点で、核兵器禁止条約採択を受けて、世界が核のない道を進んでこそ、北朝鮮への説得力ある道理的な対応ができる」と訴えました。

 

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建交労大会京都府本部大会では、「憲法9条改悪阻止とともに、残業代ゼロ法案など労働法制の全面改悪を許さないたたかいで、皆さんが大いに役割を発揮していただきたい」と訴えました。

京都医労連大会では、安倍内閣が2018年以降の医療・介護・年金・生活保護の全面的切り捨てを狙い、「歳出全般の聖域なき徹底した見直し」を掲げるなか、京都における「みんなの命を守る署名」の推進をはじめ、社会保障の改悪に反対する取り組みで先頭に立っていただきたいと述べました。あわせて、「白衣を再び戦争で汚すことのないよう」と訴える京都医労連のみなさんが「憲法9条守れ」の署名運動を職場を基礎にしてまき起こしてほしいと期待を込めて訴えました。

 

医労連

 

いずれの大会でも、最後に私は、東京都議選、仙台市長選の勝利と自民党の敗北の問題に触れ、「市民と野党の共闘が政治を動かす時代」と強調しました。

また、「民進党の代表選の中で、いろんなご意見をいただきましたが、市民と立憲野党の共闘は『安倍政権下での憲法9条改悪を許さない』との〝4野党党首間の合意〟という基礎をきちんとすえている」「野党共闘前進のためにも、『憲法9条反対の3000万人署名』の運動を大きくすすめていきましょう」と結びました。