祇園祭・後祭「大船鉾」を激励
2017年07月23日
ようやく梅雨も明け、24日は祇園祭・後祭の巡行です。
21日、後祭の「殿」をつとめ凱旋船鉾といわれている大船鉾のみなさんを激励に伺いました。
大船鉾は、500年余りの歴史を持ち、江戸時代の再三の大火に被災するもそのつど復興を繰り返してきましたが、幕末の「蛤御門の変」にて屋形・木組・車輪等を失い、それ以来、巡行には参加できてきませんでした。
写真下は、往年の大船鉾を描いたとされる掛軸で、お茶席を楽しむと23日までみることが出来ます。
私も「大船鉾保存会」の会員ですが、3年前から四条町の皆さんの熱意と多くの方々の協力のおかげで復活を遂げ、150年ぶりに巡行参加することが出来たことを喜んでいます。大金幣(最初の写真、奥)と隔年交代で舳を飾っていた「龍頭」の復原で、ふたたび優雅で豪華な姿を取りもどしました。