「民泊」問題をテーマに議会報告会(京都市伏見区)

2017年04月30日

 

4月28日夜、京都市伏見区で、民泊問題をテーマにした「日本共産党議会報告会」が開催され、約50名の住民の皆さんが参加されました。

 

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報告会では、まず、やまね智史京都市会議員が伏見区における「違法民泊」の状況について報告。京都市では、もともと90人が各行政区配されていた職員が「民泊対策室」にまとめられ19名しか配置されていないこと、「中には『やまねさんは外国人を排除するのか』という人もいるが、違法な民泊を放置すること自体が、本来の外国人観光の障害ではないか。法に従って真面目にやっておられる方もあり、『違法』を放置することは許されない」と強調しました。

からは、国会での論戦内容を紹介した上で、「京都の宿泊客は、2015年は、外国人客が130万人増えた一方、日本人客が110万人減となり、京都観光に訪れる日本人客の満足度が低下している」ことを紹介。「観光立国基本法の定めた観光理念は、『住んでよし、訪れてよし』というものだが、違法民泊はこの理念に逆行している」こと、「こうした違法状態を『民泊新法』は合法化し、いっそう事態をひどくするもの」であり、「これと対抗する住民側の運動組織と構えをつくる必要がある」と強調しました。

 

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「町内の8名で、初めて共産党の集まりに参加しました」という住民の皆さんをはじめ、東山区で取り組みをされている方々によって、民泊対応で困っておられる実情がこもごも発言され、熱心に交流されました。