立命平和ミュージアム名誉館長・安斎育郎氏「喜寿記念 絵手紙展」(4月23日まで)

2017年04月18日

 

京都府立医大病院の北側にあるJARFO京都画廊にて、「喜寿記念 安斎育郎絵手紙展」が開催されています(4月23日まで)。
いや、本当に驚きました。戦国時代さながらの巻き物の手紙(しかも絵入り。写真を見たらわかりますやろ)、絵手紙展のため、もらった手紙を貸し出し(?)展示に供するのですから。

 

安斎育郎

 

ご存じの通り、安斎育郎さんは、現在立命館大学平和ミュージアム名誉館長を務めています。
東京大学原子力工学科の第1期生。権力におもねることなく原発の危険性を訴え続けたため有形無形の「迫害」にあいながら節を曲げずに科学者の良心を守り続けた方であり、原水爆禁止運動をはじめ、世界の反核平和運動をリードする理論家・運動家でもあります。

絵手紙展では、数多くの友人に宛てた安斎先生直筆、ユニークな挿絵を入れた筆書きの絵手紙(数百点)を楽しむことができます。ぜひお立ち寄りください。

 

安斎2

 

夕方には、77回目の誕生日を迎えた安斎先生のお祝いの会に参加。「私たちがかねてから尊敬してきたレジェンド・安斎先生のお誕生日は、実はあのチャップリンと同じ4月16日。有名な『独裁者』の映画、独裁者を笑い飛ばしたチャップリンの如く、日本における独裁者とたたかいましょう。平和、原発ノーと闘い続けた安斎先生とともに、明るい未来を切り拓くためお互いに頑張りましょう」と祝辞を述べました。