定例記者会見。「北朝鮮のミサイル発射問題」、「復興相の資質に疑念」について語る

2017年04月6日

 

5日、国会内で定例の記者会見を行いました。

 

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私は、北朝鮮のミサイルを発射について「繰り返されるミサイルの発射は核兵器の開発と結びついた軍事行動だ。国連安保理決議、6カ国協議の共同声明、日朝平壌宣言に反し、国際の平和と安全に脅威を及ぼす重大な暴挙であり強く糾弾し抗議する」と述べました。

さらに「国際社会は経済制裁を厳格に実施し圧力を強め、それと一体に外交交渉を通じて北朝鮮に非核化を迫る必要がある」と指摘。

核兵器禁止条約に関する国連会議が重要な成果を収めたことに触れて、「日本政府は、『北朝鮮があるから核兵器禁止条約に賛成できない』と述べているが論理が逆だ。北朝鮮問題を解決するためにも、核兵器禁止条約で核兵器を違法化することが重要だ」と強調しました。

 

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記者団から、今村雅弘復興相が、5日の会見で、東京電力福島第一原発事故の自主避難者について、帰れないのは「自己責任だ」と述べたことを問われました。
「国の責任を根本から否定するもので、復興相の資質に疑問を持たざるを得ない」と答えました。今回の発言だけではない。3月12日のNHKの番組で「ふるさとを捨てるのは簡単だが」と述べている。この発言を日本共産党の高橋千鶴子議員が本会議で厳しく批判したその日に、また暴言を吐いたことは重大だ、と指摘しました。

こども被災者支援法が、被災者一人ひとりについて「他の地域への移動および移動前の地域への 帰還についての選択を自らの意思によって行うことができる」「被災者がいずれを選択した場合であっても適切に支援する」としているのに、それを根本から否定するとは何事かと厳しく批判しました。