天皇退位問題の国会での議論について、各党意見交換会開催

2017年01月20日

 

19日、衆参の正副議長は、国会内で各党・各会派の書記局長・幹事長らと、天皇の退位を巡る国会の対応についての意見交換を行いました。

 

意見交換

 

 
日本共産党からは、小池晃参院議員・書記局長、衆参の議院運営委員である、塩川鉄也衆院議員、仁比聡平参院議員と私が出席しました。

大島理森衆院議長は、意見聴取の進め方について、「国民を代表する国会において国民の総意を見つけ出すことが目的だ」と冒頭に発言。

日本共産党の小池晃氏は、「国民的な議論が必要だと指摘し、全国民を代表する国会で各党・各会派の代表が参加する場を設け、国権の最高機関としての責任ある議論を行うべきだ」と主張しました。

その上で、次の点を提起しました。
①「結論ありき」で批判を浴びている有識者会議の議論を前提としないこと。
②広く国民の意見を反映する、自由で冷静で落ち着いた議論をする
③国民の中での議論に資するため、議事録を作成し公表する
④多数による結論を押しつけず、法案審議をしばるものにしないこと