「医療を守ろうプロジェクト」と懇談

2020年08月26日

 

25日、コロナ禍で深刻な経営難に陥っている医療機関に対して、国による財政支援を求めて、オンラインを通じて署名を行った都内の医科大学で研究職の男性が議員会館を訪問。

日本共産党をはじめ、与野党の国会議員に手渡し、懇談をしました。

 

 

署名のタイトルは「国は赤字の病院を救ってください!」。すべての医療機関を対象に、空床確保に伴う収益減を含めた通常利益の減収分やPCR検査の実施などに伴う費用の増大分を国に補填するよう求めています。

 

 

医療を守ろうプロジェクト」を個人で立ち上げ、6月から署名を呼び掛けた、室生曉さんは、次のように語りました。

「多くの病院、医療従事者が社会的使命からコロナ禍で医療に携わっている。病院の経営は不安定になり、医療従事者の待遇も悪化している。この状況を何とかしたい」と訴えました。さらに「医療従事者が安心して働いてこそ、国民の健康と命が守られると思います。そのためには、国からの財政支援が必要」と述べました。

 

 

小池晃書記局長は、「署名に全面的に賛同します。このままでは次々と病院が倒産しかねません。政府は医療にこそ税金を使うべき。この声に応えるために出来ることをやっていきたい」と応じました。

 

 

私は、「取り組みに敬意を表します。この署名に賛同された多くの方々のコメントを拝見すると、政府が医療の大切さを説きながら、まともな手立てを打たないことへの憤りが満ちあふれています。同時に連帯の気持ちを率直に表明されてます。これが政治を変える力となると確信します」と述べ、「野党として協力して実現を迫る」と表明。

 

 

共産党国会議員団から、小池氏のほか、清水忠史・田村貴昭・畑野君枝・宮本徹・本村伸子の各衆院議員、伊藤岳・岩渕友・紙智子の各参院議員と私が出席し、応対しました。

 

 

署名は、医療を守ろうプロジェクトのTwitterからオンラインで賛同することができます。