京都重要文化財等の台風被害調査① 北野天満宮//千本釈迦堂      

2018年09月6日

 

9月6日、前日東京から急きょ帰り、台風21号で大きな被害を受けた京都の重要文化財等に指定される寺社の被害状況をうかがい、修復のための国や京都府の補助制度があることを説明し、関係のみなさんと懇談ました。

 

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「学問の神様」で知られる北野天満宮では、禰宜の松吉真幸氏が対応いただきました。

松吉氏によると、「老松社の檜皮葺の屋根が強風で被害を受け、修復中(写真)」とのこと。名物の梅林は「あまり大きな被害でなく、ほっとしている」と、こちらはどうにか大丈夫のようでした。

 

北野天満1

 

また、境内では巨木が風で倒れ、燈籠が壊れたとのことですが、東からの強風のため、道路側には折れず、幸い人的被害は出なかったようです。

 

北野天満3

 

駐車場の巨木も倒れ、通路確保のため、早速片付けられていました。

 

北野天満2

 

禰宜の松吉さんからは、「いつも気に掛けていただいておりありがとうございます。早速の訪問に感謝いたします」とのことで、しばし懇談しました。

 

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新聞報道で被害が報じられた千本釈迦堂にも足を運びましたが、あいにくご住職は不在。寺の関係者から、木の枝が折れたこと、本殿の東側の一部の檜皮が強風で飛んだことなど、説明を受けました。