「米朝会談について」志位委員長が談話を発表//京建労「第41回住宅デー」激励

2018年06月13日

 

12日、シンガポールで開催された「米朝会談」について、志位和夫委員長が、下記の談話を発表しました。

 

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***ーー記ーー***

歴史的な米朝首脳会談を心から歓迎する

2018年6月12日  日本共産党幹部会委員長  志位 和夫

一、米国のドナルド・トランプ大統領と北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の金正恩国務委員長が、本日、シンガポールで米朝首脳会談を行った。

両首脳が署名した共同声明によると、金委員長は「朝鮮半島の完全な非核化への強固で揺るぎない決意」を表明し、トランプ大統領は「北朝鮮に対する安全の保証の提供」を約束し、米朝両国が「平和と繁栄を望む両国民の願いに従って新しい米朝関係を樹立」し、「朝鮮半島に永続的で安定した平和体制を構築」することを宣言した。

日本共産党は、長年にわたって厳しく敵対してきた米国と北朝鮮が、初の首脳会談を行い、朝鮮半島の非核化と平和体制構築をすすめ、両国関係を敵対から友好へと転換させるために努力することで合意したことに対して、心からの歓迎を表明する。

一、今回の米朝首脳会談は、非核化と平和体制構築に向けたプロセスの開始である。この目標の達成には、両首脳が確認したように、今後も首脳会談を含め交渉を継続し、共同声明の合意を速やかに具体化し、誠実に履行するための真剣で持続的な努力が必要である。そのことを米朝両国に強く期待する。

一、非核化と平和体制構築を実現するためには、米朝両国の努力とともに、関係各国、国際社会の協調したとりくみが必要である。平和を求め、核兵器のない世界を求める諸国民の世論と運動が不可欠である。

とりわけ、日本政府が、日朝平壌宣言にもとづき、核・ミサイル、拉致、過去の清算など両国間の諸懸案を包括的に解決し、国交正常化のための努力をはかり、開始された平和のプロセスを促進する役割を果たすことを強く求める。拉致問題の解決も、そうした努力のなかに位置づけてこそ道が開けることを強調したい。

一、日本共産党は、北朝鮮問題の「対話による平和的解決」を一貫して主張し、4月上旬には、「朝鮮半島の非核化と北東アジア地域の平和体制構築を一体的・段階的に進める」ことを関係国に要請した。この間の情勢の進展は、わが党の提唱が、関係各国の努力方向とも合致し、情勢を前向きに打開する唯一の道であることを示している。

南北首脳会談と米朝首脳会談によって開始された平和のプロセスが成功をおさめるならば、世界史の一大転換点となり、地域の情勢を一変させるものとなるだろう。日本共産党はそのために引き続きあらゆる努力を続けるものである。

 

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報告です。10日、毎年この時期(6月第2日曜)に京建労が事務局なって実施している「住宅デー」が京都府内200ヶ所で開催されました。「住宅デー」は、「まちの建築職人による住まいの無料相談・奉仕活動」。どの会場でも、包丁の研ぎ、網戸の補修・張り替えを行っており、中には「子どものトンカチコーナー」もあります。

私は、駆け足でしたが、北区・上京区・中京区・下京区・南区(衆院選小選挙区1区)の各会場24ヵ所のうち7ヵ所を訪問して、激励ととともに交流を深めました。

まず、地元の高橋公園の会場では、わが家の包丁研ぎを依頼。写真は友人の北村前京建労副委員長と。

 

高橋公園

 

北建労事務所前の会場には、すでに10数本の包丁が研ぎに出されていました。

 

北建労 包丁

 

西陣児童公園では、恒例の地元自治連開催の「西陣マルシェ」会場の一画に上京建労のみなさんが。

 

上京建労

 

マルシェに出店しているパン屋さんは、「9月の京都まつりにも出店します」とのこと。

 

マルシェ

 

南建労のみなさん。

 

minami

 

下京建労では、子どもさん用に木の板でつくる工作用の椅子の材料が。

 

下京建労

 

西新道商店街にある「エプロン会館」で中京建労のみなさん。

 

エプロン会館

 

最後に、星池公園に立ち寄り、これから最後の網戸の張り替え補修をするという中京建労のみなさんを激励しました。

 

星が丘公園