祇園祭、山鉾を激励(その①)//宵山落語会に参加
2017年07月15日
10日から14日で前祭(さきまつり)の山鉾建て、14日から16日の前祭宵山、17日の前祭巡行(後祭巡行は24日)の準備をしている保存会の皆さんの激励に、山中わたる京都市会議員団長、西脇いく子府会議員とともにまわりました。
まず訪ねたのは、東洞院仏光寺下るの保昌山(ほうしょうやま)。山鉾32基の一番南にあります。
この山は、応仁の乱以前から存在する山で、明治初年までは「花盗人山」と呼ばれていたそうです。
平井保昌が恋する和泉式部に紫宸殿前の梅を手折ってほしいと頼まれ、一枝折ったものの発見され、矢を放たれながらもようやく逃げ帰った、という伝説がこの山のテーマ。したがって、山は、「保昌が紅梅を手折ってくる姿を表している」とされます。だから「花盗人山」と呼んでいたんでしょうね。
写真は、保昌山保存会の理事長さんらと。
それにしても、2階にある平井保昌に見立てた御神体の人形は、鎧に太刀をつけ、悠然と道行く見物客を見下ろしており、なかなかの迫力でした。
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夜、宵山落語会、恒例の「とん漫寄席」に参加しました。この時期は毎年楽しみにしている行事のなのですが、昨年は国会の海外視察で参加できませんが、今年は、みなさんと楽しむことができました。