こくた恵二のこだわりエッセー

総選挙勝利へのろしあげよう(京都民報9月7日付け)

 京都民報の原稿を仕上げた瞬間に、福田首相辞任会見の報が、各メディアから一斉に入った。原稿どころではないと言うと語弊があるが!

首相の辞任会見を聞いて、直ちに国会に戻って、志位委員長と一緒に記者会見に臨んだ。メディアに問われ、「安倍氏と福田氏の首相が二代続けて、まったく無責任な政権投げ出しと言わねばならない。自民党・公明党連立政治の行き詰まりの極端なあらわれである」と述べた。 

 辞任を受けての政局はどうなるのかの質問に、「福田首相の辞任により、新しく選出される首相の下で、国会解散・総選挙で国民の審判を受けることは当然だ」「新しい首相が、国政の基本問題での方向性を明らかにし、国民の前で論議を行い争点を明確にした上で審判を仰ぐべきだ」と回答した。いよいよ総選挙だ。

さて「資本主義の限界」が取り沙汰されている。テレビで志位委員長が、マルクスの「資本論」をひもとき語った。さらに「財界札幌」今度は「週刊ポスト」に登場し、「資本主義の弔いの鐘か?」の問答を行っている。いま日本の政治のあり様について根源的問いかけがなされていることを象徴している。

資本主義の枠内での改革と、資本主義そのものを乗り越えることを展望する日本共産党の出番だ。国民の期待に応え、大いに「日本共産党を語り」、比例の票を伸ばして行こう。京都で三十万票実現へご協力を心からお願いしたい。

 小選挙区・京都一区も注目されている。読売、毎日の両紙が私に密着・同行取材した。終日の宣伝やトラック協会、西陣織工業組合との懇談の活動を掲載した。

ここでも自民・公明の政治と真っ向から対決し、市場原理万能と規制緩和の“新自由主義”への警鐘を鳴らした共産党への信頼の広がりを実感する。

 本日投開票の市会議員南区補欠選挙。「さの春枝」さんの勝利で、自・公政治「ノー」の審判を京都から下し、総選挙勝利の狼煙をあげよう。

 

| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2008/09/07

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