こくた恵二のこだわりエッセー

京都民報6月24日号

 私の参院選挙での全国遊説がスタートした。最初は地元京都上京区の演説会である。その日は、新幹線の事故があって、 一時間以上の遅れが出る有様。私の出番に間に合うのか?新幹線の中を走りたいぐらいであった。成宮まり子さんに迷惑をかけた。 なにせ私が戻ってくるまで演説して頂きたいというのだから、“主役”にこんな苦労をかけて「申し訳ありません」の一語だ。

 司会のくらた市会議員(上京区選出)の「いま新幹線でたどり着きました」という紹介で、 聴衆の皆さんの温かい拍手に迎えられると思わず訴える方も力が入りますね!乗りますね!私しか知らないナマの話しを伝えますね。 「電子記録債権法案」めぐる強行採決とその後の処理にかかわる、報道には出ない事実をお話したわけで、演説会が終わって「得した気分」 との声が寄せられた。議員冥利に尽きる。

 法案は同日に審議入りしたばかりで、この日は与党が質疑し野党の質疑は後日行うことが暗黙の了解だった。 ところが与党質問が終わると一方的に質疑打ち切り動議を提出し、採決を強行。

 与党の質問が終わったら採決というのは言語道断。河野議長も、「与党の質問だけで質疑打ち切りとはひどい、 そのような前例を残したくない」と裁断を下した。私は議長との話し合いの中で、野党の補充質疑を認めること、 法案反対の立場に立つ党の反対討論を認めることの二点を提案。「その通りだ」と議長も“合点”。 議会制民主主義を守る上でも無くてはならぬ党の面目躍如といったホットな“さわり”報告。やんやの喝采だったことは言うまでもない。

 

| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2007/06/24

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