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毎日放送「VOICE」で、『共産党ブーム』の特集

090123-1

 本日18:20より、毎日放送系の情報番組「VOICE」で、 日本共産党の党員が増加している現状についてとりあげた特集が放送され、私もインタビューにこたえました。
 近畿2府4県と徳島県のみ放送のローカルニュースということで、見ることが出来なかった方にどんな内容であったかを紹介します。

 番組は、日本共産党の党員が増えている現象について、昨年から続く「蟹工船ブーム」や「派遣切り」等で注目を集めている一方 『それだけでは無いようです』と、和歌山県白浜市での地域活動に焦点を当てていました。

090123-3  白浜市から車で40分のすさみ町佐本地区は、住民58人のうち6割以上が高齢者という、 いわゆる「限界集落」です。この佐本地区で2年前まで2名だった共産党員が12名に増加していることについて、 新入党員にインタビュー。「共産党の第一印象は悪かった。あか抜けなかった」と率直に語る新入党員が、入党した動機について 「わたしらの話を良く聞いてくれる」「道路がへこんでいるといえばすぐに動いてくれる」 「自民党や民主党はこんな小さい集落には来てくれません」とその魅力を語り、その後、すさみ町の竹本なおみ町議のインタビュー。 置いてきぼりにされると感じている地方の住民に党の地方議員や党支部が足繁く通い親身に相談に乗っていることが、 地方の高齢者の中でも党員が増えるという形で現れていると紹介。

090123-2   その後、次回の総選挙では小選挙区での候補者擁立を半分近くに絞る方針について、 私がインタビューに答える場面が放送され、 私は「供託金や、公費の援助が受けられないなど、 結果的には13億円も没収されているのがこの2~3回の例だ」 「身の丈に合った選挙戦をしよう」 「比例代表を中心に選挙戦をたたかっていきます」と答えました。
 実は、「もちろん330選挙区全部立候補したいのです。小選挙区に立てられない悔しさをバネに比例での票を大きく伸ばした例があります。 将来、民主連合政権の樹立をめざす立場からすれば、全選挙区立候補できる力を身につけたいのです。 小選挙区制でも風穴を開けて勝ちたいと思ってます」と語り、記者さんも「京都一区は必勝区ですよね」と、応じてはいたんですが・・・

---「派遣切り」で苦しむ都会の若者の中で党への期待・注目とともに、地方の高齢者の中での党員増加、、、番組は最後に、この 『日本共産党ブーム』について「若者か高齢者か、都会か地方かを問わず、この国で置き去りにされている人々の悲鳴なのかもしれません」と、 締めくくっていました。

 全体的に、日本共産党への注目の広がりについて、割合、公正・客観的に取りあげていただけたと思います。
   番組を見られた方がおられましたら、感想などお寄せください。

 

| コメント (6) | トラックバック (0) | Update: 2009/01/23

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コメント

 共産党の党員の方が増えていることは最近よく耳にします。やはり、自民党も民主党も決定的な違いがないように思われることが原因でしょう。そして、今市民は自民党も民主党もやってくれない「助け」を求めているのでしょう。私もその一人です。
 すべての人が幸せに暮らせる社会を実現するために先生にはこれからも活躍してほしいと思っております。
 ただ、私は正直なところ、共産党を支持するかどうかためらっております。これはある種の洗脳なのかもしれませんが、これまで私は学校をはじめとしていろいろな場所で「共産党は危ない」というようなことを聞いてまいりました。
 教育現場においては、共産主義のせいでソ連は崩壊したとか、大学では共産党の流れをくむ団体は過激であるとかいったことを聞かされてきました。
 そのせいで、先入観をは知りつつも、社会主義経済で大丈夫なのか、共産主義国家では自由が保障されるのか、いまだに疑問に思っております。先生には是非このあたりの誤解を解くためにいろいろなところで正しい情報を発信してほしいと思っております。

 それから、私を廃人東大生さんは顔見知りではありますが別人です。私や彼のような人間が現在日本では毎年膨大な数誕生しているのです。

度々多重投稿になって済みません。お返事をいただき感謝しております。そのお返事を前回のTVタックルのエントリに書かせていただきました。

ばいお氏とは私は別人ですが、似たような境遇で意見交換をしております。彼はたぐいまれなる秀才ですが、就職試験ではどこにも採用されることなく無職に身を窶しております。最近はワーキングプアや派遣切りを「自己責任」と企業側が人を使い捨てにしておきながら、労働者側の能力や努力の欠如に転嫁する風潮ですが、私たちは断固としてワーキングプアが必ずしも無能な結果ではないと強く主張いたします。

国籍があるというのはそれなりに恩恵もあり、国立の大学を卒業している身ではありますが、実感としては税金や年金など奪うばかりで何もしてくれない国家に対して憤りを感じています。共産党がそうした弱者の代弁者となるのか、私たちは底に強く関心を持っております。

 ばいおさん、メールありがとうございます。
 一般メディアも、日本共産党への期待が最後の”拠り所”とか”駆け込み寺”などと評しています。
 多くの方々の期待に応えられるよう頑張りたいと思います。学校で教育されてきたかどうかは、いろいろあるのでしょう。ただ、日本共産党に対するおっしゃるような誤解が権力の側の巧みな宣伝等でつくられている醸成されていることは事実です。
 誤解を解くための精力的な活動の展開が今求められていることを実感します。
 それは、新たな層が「日本共産党って、どういう党?」と接近しているからこそ起きている疑問なのだと感じます。
 自由と民主主義の問題の日本共産党の見解は「自由と民主主義の宣言」などお読みいただくとありがたいのですが。
 またメールくだされば、突っ込んだヤリトリもしたいですね。

 「東大生」さん。私も多重返信になってゴメンなさい。
 ばいおさんは、岩手県出身で盛岡一高出身で後輩みたいですね。
 なにはともあれ、いろんな方々のネットワークがあり交流できることは良いことですよね。
 ワーキングプアは、「無能な結果ではない」のご意見の賛成です。
 先の意見にも述べましたが、政治・経済における「新自由主義」がはびこったことに起因します。
 自然現象ではなく、政治の責任によるものです。
 政治は、本来「弱者の救済」を果たしてこそ政治です。また国民からの税金で、「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」(憲法25条)をいかに実現するかに一番心を砕かなければならないと考えます。
 私は、HPをご覧いただければお分かりのように、「憲法を暮らしに生かす」ことを自らの信条として活動してきました。
 「『弱者の代弁者』たりえたか?」と問われれば、まだまだ不十分です。しかし「国民の苦難を軽減する」が私ども日本共産党の立党の精神です。その一員として努力を重ねます。
 これからもよろしくお願いします。

私の基本的立場は、経済の主要な機能は富の再配分であるということです。幸い、まだ現在の日本はテクノロジーの分野で世界に対してアドバンテージを持っています。しかし、例えば青色LEDの中村修二氏のような、ストレートに言えば富を生み出す研究者を日本は大切にせず、結果的に彼はアメリカに行ってしまいました。

私の考える理想は、環境技術でも何でもいいですが、優れたテクノロジーで世界を豊かにして、その正当な対価を得て富の再配分を行うことにより、継続的に優れたテクノロジーを生み出す次世代の人材を輩出することです。しかし、今のままでは今の30代は結婚もままならないし、子供ができても高等教育を施すほどの資産はないかも知れません。

日本は江戸時代の頃には世界でも有数の教育水準があり、また江戸は世界でも有数の大都市でした。このことが近代日本が成長してきた素地であると考えますが、その平均的に勤勉で優秀な国民性はこのままではダメになりそうです。

私はヨゼフ・シュンペーターの創造的破壊およびイノベーション理論を支持しています。彼は共産主義者ではありませんでしたが、彼の結論では早晩いまの新自由主義のような社会は行き詰まるとしています。まさにいまそうなりつつあるのを実感しています。

最近は共産党に関心を持つ人が増えていると言います。この流れが日本をよい方向に導くことを楽しみにしております。しかし、その頃には私は年をとって孤独死をしているかも知れません。そこまで行かないにしても、私が若く手に職を付けられる時期は終わっているかも知れません。できるだけ早いパラダイムシフトを望みます。

 相良宗介さん、メールありがとうございます。
 私たちは、小泉流「構造改革」の考え方の土台に「新自由主義」つまり、市場経済万能・規制緩和万能論があることを一貫して指摘し、批判してきたところです。
 いままさに、本家のアメリカで破たんし、日本でもその信奉者であった中谷巌氏も、「資本主義はなぜ自壊したのか」の著作を表わしました。
 その中谷さんが、日本共産党の「しんぶん赤旗」日曜版(1月25日付)に登場し、インタビューを受けています。いわく「今の資本主義このまま放ってくと間違いなく同じ誤りを犯す。最近志位さんの発言を聞いていると割合近い、と感じます。資本主義でもちゃんと節度とルールが必要だと発言されている。私が言おうとしていることもそれなんですね」と結んでいます。(ぜひ「しんぶん赤旗」をお読みいただければ幸いです)
 さて相良さんの”楽しみ”ですが、ともに力を合わせて革命に近づけましょう。
 これからもよろしくお願いします。

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