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テレビ「太田総理と秘書田中」での私の発言をおわびします。

 2月2日に放映された日本テレビ系番組「太田総理と秘書田中」で、私が「政党廃止」に賛成したということで、 視聴者のみなさんから厳しいご批判をいただきました。

 どんな理由からにせよ政党を廃止するなどということは日本共産党の方針ではありませんし、私も、 日本共産党をなくしてもいいといった考えは毛頭もっていません。しかし、番組をみれば、私が「政党廃止」 提案に賛成する側に座ったことは事実であり、党の方針にも、みずからの意思にも反する態度表明になりました。 日本共産党を支持してくださる多くのみなさんに、心からおわびします。

 

 あの番組で、「太田総理」は、「政党を廃止します」という“マニフェスト”を提示し、 私たちはそれへの賛否を求められました。
 
その際の提案説明では、 政党は企業献金や政党助成金が得られるからやめられないのだといったことも指摘されました。
 そこで私は、「政党『助成』を廃止する」と(「助成」との文字を書いた紙を示し)修正して賛成するという態度を表明しました。 実際の放映では、こうした部分はカットされて、私が、「政党廃止」提案の賛成者席に着いている姿が映されました(ちなみに、 私が最終的には提案に「反対投票」したことも、理由抜きで示されました)。

 2時間40分かけて収録した内容を、40分で放映するですから、私の主張や発言が大幅にカットされることを心得て、ストレートに、 誤解が生じないように対応する必要がありました。その点で、軽率、不十分であったことを反省しています。

 

| コメント (6) | トラックバック (0) | Update: 2007/02/06

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コメント

経過は想像していた通りで、よく分かりましたが、
このページを見るのは、ごく一部の方です。
「しんぶん赤旗」にも、適切な形でのフォローが必要だと思いますが、いかがでしょうか。

加えて、このページで番組放映直後に、何のコメントもなしに、番組の概要がアップされたのは、なぜでしょうか。

 いろいろご心配かけて申し訳ありません。失敗ばかりですね。努力します。

はじめまして。
番組は見ましたが、割と登場回数もあったりしてよかったと思いました。
どのような批判がどれくらいどこにあったのかがわからないので、そのあたりについて教えてはいただけないでしょうか?

最近なんどかこのサイトを訪れています。

なんであやまんなきゃいけないのでしょう。
番組は見ていないけど、収録・放送後の日誌を見て
うまくやったな!と思って、沢山の出演者の中に埋没しない穀田さんたちの知恵にあっぱれ!なんて思っていたのに。

穀田さん一人の判断ではないはずでしょう。党国会議員のテレビ出演には広報部の人が一人つくのような前衛の論文がありましたよね。政党廃止側にまわってそれが放映される日の赤旗テレビ欄には穀田さん出演の紹介があったってことは中央だって今回の判断にゴーサイン出しているんではないでしょうか。穀田さん一人謝ってもしょうがないと思う。

つまり議論するうえでは政党なんかあったって意味無いじゃんという土壌を産み起こしている根源である自民党政治と真っ向から対決しているのが日本共産党であるということを政党廃止の是非の中で明らかにすることが求められていたと思う。廃止側にまわったとかではなく、その点を穀田さんが主張できたのかが問われていると思う。いかがでしょう?

 様々なご意見いただきありがとうございます。
 私は、政党助成金頼みになっている政治、一方企業献金などのカネで政治がゆがめられていることを批判したことは事実です。

 少し長くなりますが、事実経過を書きます。

 まず冒頭私は「国民の政党はけしからんと言う気持ちを共有しています」と述べ、「修正提案を行います」としてあらかじめ用意していた「助成」の二文字を書いたペーパーを出し、「政党助成を廃止します」とすべきだと発言したのです。きれいにカットされています。
 さらに、太田氏の著作「憲法九条を世界遺産に」をあげ、その憲法をつくった際の「新しい憲法の話」をから「民主主義でやれば、かならず政党というものができるのです。また、政党がいるのです。政党はいくつあってもよいのです。政党の数だけ、國民の意見が、大きく分かれていると思えばよいのです。」の部分を引き、政党の大切さを原理から説明したのですが、ここも放送されませんでした。

 だから最後の場面で政党廃止「反対」の票を投じ、ここもカットされていますが、反対に変更をした理由を問われて「民主主義の発展に政党はなくてはならぬからです」と説明もしたのです。

 しかしながら、2時間40分の収録で40分の放送ですから、編集がされることは予測可能でしたし、テレビ局に編集されることをしっかり念頭に置き、「政党廃止」とだけとらえられることのないように発言すべきだったということです。

 この教訓に学んで頑張ります。

 そんなに批判されても仕方ないようなコメントではなかったと思いますけどね。確か、「政党助成金など、カネ目当てに存在している政党なら要らない」というようなコメントを最初にされたと記憶してますが、それはもっともなことだと思います。
 見逃してはならないのは「カネ目当てに存在している政党なら~」という条件をきちっと付していることではないでしょうか。
 本来、政党は政策・理念・思想・信条などの一致でつくられるものです(少なくとも私はそう思う)。ところが現状を見ると、共産党以外の政党の議員は、自らの地位や権力あるいはそれに付随してくる利権などが最大の関心事となっており、その確保のためには自らの主義・主張など平然とかなぐり捨て、それに共鳴して支持してくれた有権者も平然と裏切ります。「そういう議員で占められているような政党なら、ないほうがマシ」と私は思います。
 今回のあの番組のテーマは、政党をどう定義するか、要するに政党の本来のあり方をどう考えるかで態度表明も変わってくる性質のものでしょう。政党が政策や理念の一致で作られ、所属する議員もそれに基いた言動をしているのであれば政党は非常に重要な存在であると思います。しかし今の自民党や民主党の現状が政党本来のあり方とするならば、私は「政党は要らない」という意見に与すでしょう。
 繰り返しになりますが、政党のあり方をどう捉えるかで答えは違ってきます。だからこそ「カネ目当てに存在している政党なら~」という条件を見逃してはなりません。あの番組での穀田さんが示した立場は、その条件を提示した上でのことだと私には映りましたから、少なくとも私は誤解しませんでした。
 ただ、バラエティー的要素の強い番組は何でも単純化する傾向が強いですから、「今後、この手の番組でのコメントは工夫しないといけない」とは思います。

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