こくたが駆く

川辺川ダム 白紙に戻せ 国交省に緊急申し入れ

川辺川交渉1 11日の熊本県議会で蒲島知事が 「川辺川ダム計画を白紙撤回し、ダムによらない治水対策を追求すべき」との政治判断を示したのを受け、 16日、日本共産党国会議員団と党熊本県委員会は、国土交通大臣に対し、建設白紙撤回などを緊急に申し入れた。(写真) 申し入れには、 (写真右より)仁比聡平参院議員、赤嶺政賢衆院議員 私、熊本の山本伸裕党県国政対策委員長 (衆院九州沖縄比例・熊本一区予定候補)、松岡徹県副委員長(前県議)、橋田芳昭南部地区委員長が参加した。

 申し入れは(1)ダム建設を白紙撤回し、ただちに中止する(2)河川の掘削や堤防の強化などダムによらない球磨川流域の治水対策を計画的に進める(3)度重なる水害地域については国の責任で特別の対策を早急に講ずる(4)住民の要望・意見を聞き、国の責任で五木村振興計画を推進すること、など。

 申し入れに対し、河川局の担当者が「県知事の発言を把握し、河川管理者として判断したい」と答弁したため、私は、「大臣は知事の発言ではなく、判断を重く受け止めると言っている。知事の判断は『白紙撤回』であり、 河川法の趣旨から言っても流域住民の代表者たる知事の判断を尊重するのは当然だ」と厳しく指摘した。

 参加した議員・候補がそれぞれ、「県民の85%が知事の決定を支持している。谷垣国交相が『知事の判断を重く受け止める』というなら、白紙撤回しかない」「流域の相良村長や人吉市長も白紙撤回や反対を表明しており、国交省だけが建設に固執することは許されない」 と強く要請した。

 

| コメント (2) | トラックバック (0) | Update: 2008/09/18

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.kokuta-keiji.jp/mt/mt-tb.cgi/964

コメント

こくたさんのブロブ毎朝見ています。京都でのさのさんの勝利本当に良かったです。今日の川辺川ダムの撤回申し入れの交渉で担当者の発言は何ともノンビリしています。こくたさんがピシャッと要点を押さえたのが良かったと思いました。

 大湊政ごろうさん、メールありがとうございます。
 大臣でさえも「知事の”判断”を重く受け止める」といっているのに、省はそんな気持ちは無いといわんばかりの対応に怒りさえ覚えます。
 県民の世論を支えにさらに頑張ります。
 これからもよろしくお願いします。

コメントを投稿

(コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になります。承認されるまではコメントは表示されません。すぐに表示されないからといって何回も投稿せずにしばらくお待ちくださいますようよろしくお願いします。)