こくたが駆く

京都で『生活危機突破をめざす報告・懇談会』

080912生活危機突破  今日の午前中は党本部で会議、 午後からは野党国対委員長会談とそれに引き続いての与野党国対委員長会談と重要な会議が連続。 そして息をつく暇もなくまた新幹線に飛び乗り、夕方は京都で『生活危機突破をめざす報告・懇談会』(主催: 日本共産党京都府会議員団・市会議員団)に出席し、国会報告を行った(写真右上)。

  『報告・懇談会』の冒頭、国会報告をおこない、私がまずはじめに、本日行われた国対委員長会談の話を紹介。
  自民党の大島・国対委員長から『(1)24日に召集して同日に衆参両院で首相指名選挙(2) 新首相は25日から国連総会に出席するので、29日に新首相の所信表明演説と08年度補正予算案を提出する(3) 会期は11月30日までの68日間、(4)議題は月末以降に新テロ対策特別措置法の延長法案と消費者庁設置関連法案を提出する』-- とする日程を提案してきたのに対し、私は『その日程は、誰が新首相になってもその日程なのだな? 所信表明後に即解散ということではないのだな』と念を押すと『それは解散権は総理大臣がもっている(ので、わからない)』と、 含みを持たせた発言に留まったことを紹介し「もし、29日の所信表明後に即解散なら10月26日が投票日になる。 そのぐらい早い解散という可能性もあるということだ」と述べると、会場に緊張感が走った。

 

  また、先週発覚した、三笠フーズによる「汚染米」の流通問題では、義務ではないミニマム・ アクセス米を毎年購入してきた農林水産省にも大きな責任がある事を指摘、国民の食の安全に関わる大問題であり、 国会が開会していない状況においても、閉会中審査なり、問題解明と責任追及をすべきであると述べた。
  私の国会報告の後は、光永・府会議員団幹事長、井坂・市会議員団副団長と、それぞれ報告があり、その後、参加者からの質問・ 要望をお聞きした。
  参加者からは「運送業をやっているが、今まで燃料代が売り上げの10%だったのが、今年は20%。利益が吹っ飛んで赤字だ」 「鉄鋼の加工をやっている(民商の)組合員で、原材料の値上がり分を価格に転嫁する通知をお客に出したら、 翌月から注文がすっかり減ってしまった。赤字で営業を続けるか廃業をするかの瀬戸際という事業者がたくさんいる」 「教育研究集会で聞いた事例で、授業料の減免率の高い学校ほど大学進学率が低いの傾向があることが報告されていた。 親の経済格差が子供にそのまま伝わり、格差が固定する実態がある」などの、厳しい実態の告発とともに「食の安全について、 汚染米問題をきっちり解明して欲しい」「消費者庁を設置する構想について、どういう見解か」など、様々な要望や質問が出され、 その質問に回答。短い時間ではあったが、有意義な懇談となった。

  <お知らせ>
●日時 9月14日(日) 四条河原町(阪急前) 午後1時
●弁士 志位和夫委員長
私・こくた恵二(衆議院議員・国対委員長、近畿比例・京都一区候補) 原としふみ、石村かず子、吉田幸一、吉田さゆみ、 浜田よしゆき

*たくさんの皆さまのご参加を呼びかけます。

 

| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2008/09/12

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