こくたが駆く

福田内閣の改造について

粟拡大  福田首相は、自民党執行部人事と内閣の改造を行った。メディア記者に問われて、私は次のように語った。
 「いま、国民が求めているのは何か?内閣の改造ではなく、政治の中身の転換だ」「国民の暮らしと営業は耐え難い事態に直面している。9年連続の収入の減、税金や保険料の負担が雪ダルマ式に増えていること、その上原油・穀物高による物価高が襲っている。これを何とかすることこそ政治の責任だ。」

 昨日のイランTV放送のインタビューでも「変えるべきは、”政治と政策の転換”」と同様の回答をしたのである。

 それにしても、福田首相のメールマガジンは、率直に言って、政治の不信をもたらした「自らの責任は?」と問わざるを得ませんね!
 もしほんとうに「国民と同じ目線に立って」というなら、国民が大反対している社会保障費の削減をどうして見直さないのか?
 30日の閣議において、09年度予算の概算要求基準で、「社会保障費2、200億円削減」を了解したことを、撤回すべきではないのか!
 日本医師会も新聞での全面広告で、社会保障費の自然増分2、200億円のカット反対を呼号しているではないか!

 後期高齢者医療制度の廃止こそ必要ではないのか。

 私どもは、経済政策の軸足を国民に移す転換を求め、かつ国民生活を守る緊急の対策を求めていくものである。

 

| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2008/08/01

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