こくたが駆く

河野衆院議長のフィーニ伊下院議長と会談に同席

 イタリアでは、 下院のフィニー下院議長と河野洋平衆議院議長が会談。

(イタリア下院は4月30日、 下院議長に右派政党・国民同盟のフィニー党首を選出。同党は、ベルルスコーニ前首相のフォルツァ・イタリアとの統一名簿「自由国民」 =中道右派連合で総選挙に臨み、大勝した。)

 フィニー下院議長との会談で、 河野衆院議長はG8議長サミットの準備でイタリア下院議長を訪れたこと、 日本における衆院での与野党の中核議員が同行していると紹介。

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 9月1日、日本政府専用機で、 全員をヒロシマにお連れする。250人以上が乗れる飛行機にわずか8人とはもったいないようだが、 日本にはその大きさの飛行機しかないのでと語り、おもわず笑いを誘った。

(写真はフィニー議長)

 河野議長は「今回の議長サミットは、軍縮・ 平和をテーマにしたもので、最もふさわしい場所としてヒロシマを選んだ。核不拡散は唱えるが、 核軍縮の取り組みを語らない傾向を黙過できない。核軍縮に向けて、非核保有国である日・伊が積極的に役割を果たしていきたい」 とあいさつを結んだ。

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 フィニー下院議長は、 「ヒロシマは日本にとってだけでなく、世界の人類にとってのシンボルである。核被爆という悲劇を繰り返してはならない」と強調し、 「平和へのアピールの象徴的な場所だ」「世界の核軍縮に対する取り組みが遅れていることに同意する」と応じた。フィニー下院議長は、 寸暇を惜しんで会談と昼食会に参加し、日本とりわけヒロシマ行きを喜び、G8議長サミットの成功を願っていることを感じさせた。 (13時から14時45分までおこなわれた)

 15時からは下院の本会議での質疑が開始され、 初めの部分を日本議員団は傍聴し紹介を受けた。

  

 

 

| コメント (2) | トラックバック (0) | Update: 2008/07/10

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コメント

京都1区の演説会ご苦労さんでした。 続けて訪仏、伊とご多忙のことお体に十分お気をおつけください。でも訪問団の中唯一お着物とはさすが京都からの議員さんだと誇らしく思います。フランス、イタリアともにファションの国和と洋の職人達の交流が広く進むように願いたいものです。伝統産業の技や道具が危機的な状況にありますが訪問先では如何でしたか?ぜひ、お帰りになりましたら色々とさんこになるおはなしきかせてください。

 井上さん、メールありがとうございます。
 外国に行く際には、可能な限り着物を持参し着用します。そうすれば、必ず日本人と分かりますし、正式の服装でもありますしね!
 今回の場合は、河野議長のG8議長サミット下準備の会談が中心だったので、そのような話しが突っ込んで出来ませんでした。
 しかし、河野議長が必ず「日本の伝統的和服だ」との紹介がありましたから、多くの方に分かっていただきました。
 今後とも、いろいろな場で、伝統産業の紹介・普及に努めます。
      

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