こくたが駆く

軍事利権の疑惑を徹底解明せよ―サンデープロジェクトに出演

071202-3 本日、朝10時より、テレビ朝日系のサンデープロジェクトに出演。
 「どうなる?与野党の攻防」をテーマに、軍事利権をめぐる疑惑の渦中にある額賀大臣の証人喚問問題や、国会の再延長問題などについて、 各党の国対委員長と激論を交わした。

 私以外の出演は、大島理森(自民)、漆原良夫(公明)、山岡賢次(民主)、重野安正(社民)、糸川正晃(国民)の各氏。 司会はもちろん田原総一朗氏。

071202-4  まずはじめに、参議院で12月3日に予定をしていた、守屋前事務次官と額賀財務大臣、 2人そろっての証人喚問に関わって、喚問が延期になったことについて討論となり、民主党の山岡氏が「共産党も反対に回った(ので、 延期になった)」と述べ、田原氏が「野党の結束にヒビが入ったのか?」と問われたのに対し、私はまず
  「喚問の必要性はいささかも変わっていない。額賀氏の疑惑は、宴席出席問題に限らず、「お車代」、パーティー券問題、 「口利き」疑惑など山ほどあり、額賀氏の喚問はすべきだという立場だ。」
071202-6 「しかし、証人喚問は原則として全会一致でやるべきだ。 野党の賛成だけでやろうとしたとき、棄権すべきであって賛成したのは間違いだった。」と、わが党の態度を正確に説明。
 これには田原氏も「ゴメンなさいと言う共産党はえらいねぇ」と述べて、間違いを率直に認め、 証人喚問には全会一致との立場を示した日本共産党の対応を評価した。

071202-8 続いて田原氏から「共産党の用意してもらったフリップで説明を」と、 その後は、 フリップを軸に討論が行われた。
 額賀大臣が同じ時間に会合に出席していたと主張する『日米平和・文化交流協会』、安保議員協議会(自民、公明、民主が参加)について、 その協会のメンバーや山田洋行などの軍需企業との相関図を中心に議論が進められ、私は「この協会の常務理事を務める秋山氏は、 かつて国会議員の秘書をつとめ、防衛族と呼ばれる国会議員や軍需関係企業など、 日米の軍需人脈に多くのパイプを持っている政界と軍需産業をつなぐパイプ役的な人物」「秋山氏の橋渡しで、 日本の防衛族議員が10泊11日の渡米を行なったことや、その多額の旅費を協会が負担していたことも明らかになっている」 と指摘、最後は、 秋山氏の証人喚問を要求することで野党側は一致した。

071202-5 最後に、国会の延長をめぐって対応を問われ 「二兆円にも及ぶ防衛装備費をめぐって癒着とムダづかいが行なわれていたんじゃないのかという疑惑について、国民は怒っている。 徹底的な解明をしてほしいということだ。この解明無しに、給油新法を強行することは許されない」と主張し、 15日の会期末までに強行成立させようとしている自公を批判した。

 

| コメント (2) | トラックバック (0) | Update: 2007/12/02

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コメント

雪が降りそうなので除雪で使うトラクターに軽油を入れた。 スタンドの従業員に「明日から値上げする」と聞いていたので「満タンで」と言ったので150リットルも入ってしまった。国道以外の公道は、私たちみたいな農家が除雪するのだが、最近の値上がりには閉口してしまう。村からの補助もあることはあるが燃料代金にもならない。「外国の艦船に給油する分を雪国に回せ!目に見える形で有効に使ってやるから」とレシートを見て思った。

 つい「国民は石油・灯油でどんなに苦労しているか」と言ってしまいました。気持ちの発露でした。
 かたや給油と称してアフガンの無辜の国民の殺傷に使われていると言いたかったのですが。
 おっしゃるとおりです。

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