こくたが駆く

「写真は文化」―写真材料商業組合と懇談

SANY0079 一昨日の夜、LRTシンポジウムの後、京都府写真材料商業組合(略称PPK)の理事の 皆様と懇談をした。

 京都府写真材料商業組合とは、17年ほど前に、寺前巌衆議院議員が顧問に就任して依頼のお付き合い。
 理事長の中西邦夫さんから「(17年前)当時300軒以上あった組合員も、今では70軒ほどまで減少している『街の写真屋さん』 という業態そのものが危機に瀕している」という厳しい現状報告や、京都駅前にビッグカメラ・ヨドバシカメラ・ジョーシン電気と、 大型店の出店が相次いでいる現状などが報告をされた。

 また組合として「このまま手をこまねいていてはだめだ」「業界エゴということではなく、写真という文化を守るという観点から、 多くのお客様の賛同も得ながら運動をしたい」「文化としての写真を守るために『写真美術館』 のようなものを行政の力を借りながらつくりたいと思っている。お知恵などをお借りしたい」と問題提起がおこなわれ、私も 「こういう運動は社会的にアピールすることが大事だ『写真は文化』という視点はものすごく共感できる」と答え、 その後はざっくばらんに談笑した。

 それにしても、中西理事長の写真に関するウンチク話はなかなか聞き応えがあった。今度、このホームページに「写真と文化」 「京都と写真」あたりをテーマに何か一文を寄せてもらおうかと思ったしだい。

 懇談には原田完・府会議員、北山ただお・市会議員もご一緒でした。

 

| コメント (2) | トラックバック (0) | Update: 2007/09/24

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PHOTO PARTNER KYOTO理事会との懇談会にはご多用の中、ご参加戴きありがとうございます
御教示賜りました事、今後の糧として運営、事業に役立てて参りたいと存じます
PHOTO PARTNER KYOTOも
11月24日溝縁ひろしスライド&トークショー
11月25日舞妓ともみじの大撮影会
また、取得しました不動産の改装が9月29日より着工
11月8日に全国初めてとなります組合所有、運営のギャラリーPHOTO PARTNER KYOTO GALLERYがオープンする予定とフル稼働状態です

こくた先生におかれましては京都へ戻られたおりに、お寄り戴ければ幸いです
こくた先生の益々のご活躍を祈念申し上げております

 PPKの新たな意気込みの企画の成功を願っています。私もできる限り参加したいと考えております。
 まずはオープンの盛会を!

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