こくたが駆く

ドイツ副議長と懇談

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 ドイツ連邦議会ペトラ・パウ副議長(左から二人目)と懇談。日本共産党を代表して、笠井亮衆院議員と私がお会いした。

 同氏はドイツ左翼党に所属し副議員団長。今回メルケル首相とともに来日された。 
 懇談のなかで、パウ氏は、アフガニスタン、イラクへの自衛隊の派兵は憲法九条を持つ国でどうして可能のか?国民の世論は? と今日の日本の外交を巡る核心を突いてこられた。

 「戦争でテロはなくならない」この6年間の事実が示していること、国会では「自衛隊の海外派兵は憲法違反」 の論陣を張って闘ったこと。国民の多数がテロ特措法の延長に反対していることなど説明。
 ドイツでも、アフガニスタンへの独軍派兵に国民の7割が反対していると述べ、ドイツと日本は似たような状況にあると発言。
 同じような政治の状況に「お互いに頑張りましょう」と握手を交わした。

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 ペトラ・パウ氏は旧東独生まれ、98年以来ドイツ連邦議会議員。02年の総選挙で得票率が5%を割り 比例分の議  席を全部失って、議席数が37から2に激減したとき、 ベルリンの小選挙区から直接選出された二人の議員の一人。とても人気のある議員。

 今年の6月、旧ドイツ民主的社会主義党(PDS)の後継政党「ドイツ左翼党PSD]が「労働と社会的公正のための選挙代案」 (WASG)と合同して新党「左翼」を創立。
 パウ氏は、現在同党は、国会で59議席を占めていると報告。

 

| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2007/08/30

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