こくたが駆く

小田実さんの逝去を悼む

 小田実さんの逝去を心から悼みます。
 小田さんから、病気の私信を戴いたとき、病魔とも豪快に闘いぬき必ず復帰すると思っていました。残念です。
 私は、95年の阪神・淡路大震災の被災者救援の活動を通じて小田さんとは親しく付き合いました。 被災地での被災者救援の活動と被災者救援の市民・議員共同立法という新しい試みをともにしたことは終生忘れえぬ思い出です。
 被災者救援活動を通じて何度お会いしたことか。何度激論を交わしたことか。 市民運動の事務局を担当する山村さんらと一緒に何度も何度も行き来しました。
 心を通わせあい、長らく交流のなかった、しんぶん「赤旗」にも登場していただく労をとりました。 超党派の議員立法の議員の会もつくりました。何度も記者会見も行ないましたよね。いろんな作戦会議もやりました。 執念が不十分ではありますが今日の被災者生活再建支援法に実りました。
 小田さんと、日本共産党とのつなぎ役を果たしえたと自負しています。
 憲法を守る「九条の会」でのご活躍はみなさんご承知の通りです。これから一山も二山も闘いは続きます。 ほんとうに惜しい方をなくしてしまったとの思いがこみ上げます。
 私の選挙の際は、応援の文章だけでなく、何度も実際に京都に足を運んでくださり演説会で熱弁をふるっていただきました。 あらためて感謝申し上げます。
 ご家族の今後と私どもの闘いを見守ってください。

 

 

 

| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2007/07/31

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