こくたが駆く

第5回選挙制度与野党協議会開催。「民意正しく議席に反映する抜本改革を」

 YK1_6076  30日、国会内で、第5回衆院選挙制度改革に関する各党協議会が開催されました。
   自民党細田博之・選挙制度改革本部長(党幹事長代理)が、この間の各党の選挙制度改革案を一覧表にして参考提示。(写真は、協議で資料を見る各党代表)
   比例定数を30削減する与党案をあらためて説明。「自民党は、昨年の総選挙において比例で26%の得票しか得られなかったが全体の議席は60%以上獲得した。現行制度が大政党に有利なることを緩和するために考えた案だ」と強調しました。

   私は、「人為的に是正するのではなく、民意をストレートに反映させる選挙制度にすれば良い。ゆがみをつくる小選挙区制度をやめ、抜本的に改革すべきだ」と主張しました。

   民主党岡田克也・政治改革本部長は「現行選挙制度は、民意の集約(小選挙区)と民意の反映(比例代表部分)があるが、実際は小選挙区制による行き過ぎた集約が問題だ」と現行制度が民意をゆがめていることを認めましたが、「共産党のこくたさんは、鏡のように民意の反映だけを言おとしているのだろうが、民意の集約の面も大事だ」と強弁。
   私は、「小選挙区全体の投票で53%が”死票”となっており、300選挙区のうち188選挙区で”死票”が過半数を超えている。民意の集約というが、民意を切り捨てているのが実態ではないか」と厳しく批判しました。
   結論として、各党協議は、今後も引き続き開催すること決めました。

 

| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2013/05/30

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