こくたが駆く

「ビートたけしのTVタックル」視てくれはりましたか?

   忘れていました。2月18日放映の「ビートたけしのTVタックル」視てくれはりましたか?
   私は、今回2枚のパネルを用意しました。議論は、日本共産党がかねてから求めてきた「大企業の内部留保で労働者賃上げ」ということになりました。
   大企業の内部留保についての資料を示し、「たとえばトヨタ。13兆1440億円の内部留保の0.2%で23万5000人の賃金が月1万円値上げできる。たった0.2%」と紹介。また、最低賃金を1000円に引き上げる課題についても、「中小企業では大変だが、アメリカやフランスでは(そのための)財政支援を行っている」と指摘しました。DSCN6598

   これに対して、「政府が企業に賃上げを求めるのは共産主義だ」という発言まで飛び出しましたが、「内部留保を貯めるだけでは悪循環、と政府も気づいてきた」との指摘もあり、「賃金を上げることが(正しいのは)間違いない」「労働者へ分配(で経済の循環が)うまくいく」と自民・民主からも発言が続きました。

   私は、それらの議論も含めて、「生活実感が大事」と国会で笠井衆議院議員が使ったグラフを示し(写真)、「1997年から労働者の賃金が70万円下がり、消費が冷え込んでいる。その間に大企業の内部留保があがっている」と。ただし、エンドロールで最後までは発言できませんでした。どこまで伝わったでしょうか。

 

| コメント (2) | トラックバック (0) | Update: 2013/02/20

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コメント

穀田恵二様 

 いつもお世話になっています。
 最近穀田恵二様のブログに連日メールを送らせてもらっているものです。宜しくお願いいたします。
 
 TVタックル前回よりはすっきりしていてわかりやすかったです。これからも頑張っていただきたいです。
 
 話題は変わりますが、穀田恵二様と日本共産党に要望したいことがあります。
 それは穀田恵二様が先日「定例会見」でもふれられ、今回のTVタックルでも話題になっていた日銀総裁・副総裁人事についてです。
 日銀総裁・副総裁人事はTPPとならんで、今国会での最大の課題と言われています。来週にも人事案提示があるようです。
 
 そこで日本共産党にお頼みしたいのですが、もし政権側が「岩田規久男氏を総裁・黒田東彦氏と渡辺博史氏を副総裁」にするという案を出してきたら日本共産党として賛成の方向で方針を決めていただけないでしょうか。どうかお願いします。

 岩田規久男氏は学習院大学教授として以前から「デフレ不況を脱出しないと日本経済復活はない」として政財界各種団体に色々な方法を提案してこられました。
 政財界と仲がいいというと、ただの「御用学者」と思われがちですが、ただ「政府のいうことを唯唯諾諾と従う人」ではなくズバリ政府にもモノを言える理論派のようです。
 
 それは、著書の『景気ってなんだろう』において「消費の規模が大切なら、その最大要因として賃金に注目するのは当然。すると、直近の景気回復では、海外直接投資の増加により、企業の業績が賃金と連動しなくなり、日本の好景気は力強さを欠いた」と以前から主張されて「デフレ不況の原因・結果」をきちんと認識して各種活動されている事でも証明されています。
 なにより『しんぶん赤旗』でも岩田教授の発言が「引用」されたことがあるということも安心できるといえますし、こういう方が日銀総裁になれば「雇用と賃金UP」に責任をもってくれる組織になってくれること請け合いです。

 副総裁候補に挙げた黒田東彦氏、渡辺博史氏は財務省出身ですが、色々な役職を経験しておられて実務能力には定評があります。国際金融経験も豊富で外国の事情にも大変通じておられます。
 おまけに黒田東彦氏はいわゆる「構造改革」の時期には外部に出ていたこともあって今までの失敗に深くタッチしていないし、渡辺博史氏も各種発言をみてみると日銀法の『物価の安定を通じて国民経済の健全な発展をはかる』という趣旨を明確に理解されているので、この2人が副総裁就任すれば国民のための日銀に変えてくれそうです。
 「財務省出身だから副総裁にしてはいけない」という批判が各所からあるのは色眼鏡で見過ぎといえます。職業差別ともいえます。

 岩田規久男総裁、黒田東彦副総裁、渡辺博史副総裁体制実現なら、日本が「デフレ不況から脱出」できることは間違いないし、「賃金UPと雇用に責任を持てる」組織に日銀を変えてくれて、しかも「日銀法の趣旨」もきちんと理解して運営してくださることはいうまでもないです。
 
 もちろん、先日の会見でも穀田様が言われましたように「3人を国会で全会派が直接聴聞」してみないと最終判断はできませんが、かなり信頼できそうです。
 どうか日本共産党の皆様、この人事が政権側から出されたら賛成の方向でお願いします。
 
 これからも日本共産党の活躍を期待します。今回もありがとうございました。


 コナンファンさん、メールでの長文にわたるご意見ありがとうございます。
 おっしゃる通り、今回の「ビートたけしのTVタックル」は、少し落ち着いた議論ができたかと思います。

 さて日銀の人事についてですが、ご意見拝聴しました。
 この人事の問題の焦点は、安倍政権が「自分たちの方針に従うこと」を条件としていることであり、さらにその際に日銀法の改正さえちらつかせて脅迫していることです。
 それらの背景をふまえ、同時に職務にふさわしい人物かどうか、提示を受けた段階で、判断したいと存じます。

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