こくたが駆く

辻第一・元衆議院議員のご逝去を悼む。

   私の大先輩である、元衆議院議員の辻第一さんが4日に逝去され、7日、奈良市のならやま会館で葬儀が執り行われました。日本共産党議員団を代表して参列しました。

   「いのち第一・辻第一」との合言葉で、また“世直し名医”と称され、奈良県での国政革新の先頭に立ってこられました。
   医師として、地域医療にも大きな貢献をされてきました。86歳でした。

clip_image001

   会場入り口には、辻第一さんのポスターが掲示されており、衆院選初挑戦(一番左側)の写真は、著名な写真家・入江泰吉さんによるもので当時話題にもなった選挙用ポスターなどもありました。
   歴代の日本共産党奈良県委員長にもお会いし、辻さんを偲びました。

   「いのち第一、辻第一」といわれた辻さんの献身的な闘いに学び、その情熱を引き継ぎ、今夏の参院選での勝利を誓いました。

 

   国会では、専門の医療に関わる質問ではもちろんのこと、運輸、建設の常任員会で活躍しました。
   党議員団の体調にも気を配っていただきました。「脈をとってもらうだけで、安心する」と言われたものです。

   個人的なことを申し上げれば、1996年の総選挙の比例代表選挙で当選した先輩・後輩として親しくさせていただきました。国会対策委員長なりたての私を、「大変な仕事やからね~。そやけどあまり無理したらあかんよ」と優しく励ましてくれました。
   議員を引退後は、私が奈良を訪れた演説会には、必ず久子夫人とお揃いで激励に駆けつけてくれました。
   近鉄奈良駅近隣商店街の、有名な20cm以上もある”三笠”のこしあん、つぶあん両方を差し入れが慣わしとなっていたもので、今も忘れることできません。

   安らかにお眠りください。

 

| コメント (2) | トラックバック (0) | Update: 2013/01/08

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.kokuta-keiji.jp/mt/mt-tb.cgi/3017

コメント

突然の訃報に慌て、道に迷いながら6日のお通夜に夫婦で参列させていただきました。あまりの多くの車、参列者、そしてその皆様の深い悲しみ様…。いかに奈良全県、そして近畿の皆さんから敬愛され、親しまれてきた方であったかを改めて思い知らされました。
 私が大学に入学した年の総選挙(辻さん藤田スミさん初当選)の直前、奈良の先輩の家に向かう電車内で「いのち第一、辻第一」と大声で話したことを思い出しました。
 一昨年、「藤田スミさんを偲ぶ会」に遠路はるばるお越しいただいたこと。そして中選挙区の時代から近畿ブロックにいたるまで、大阪への応援でも、国会でも、調査、演説会、集会から懇談にいたるまで、何度お世話になり、心からの温かいお言葉(巨大三笠焼も)をいただいたことでしょう。
 演説会でも、本当に腰が低く、聴いてくださる一人ひとりへの感謝の気持ちを演説の最初から最後まで込めながらの話しぶりは、まさに「実るほど頭を垂れる稲穂かな」のお手本を見るようでした。
 焼香をさせていただき光栄でした。
 穀田さん、辻さんがおっしゃったようにお身体を大切に。お通夜でお会いし握手を交わした山下よしきさんとご一緒に、国会議員団を引っ張っていただきますよう、心からお願いします。

 田中さん、メールありがとうございます。
 お話のように、辻第一さんの、誰にも愛される優れたお人柄は、接した多くの方々の共通の思いですね。
 私たちこそ、ご焼香に感謝申し上げる次第です。
 後輩として学ばされることばかりです。いっそう精進し、ご期待に応えられるようにしたいと存じます。
 これからも、よろしくお願いいたします。
                     こくた 恵二拝

コメントを投稿

(コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になります。承認されるまではコメントは表示されません。すぐに表示されないからといって何回も投稿せずにしばらくお待ちくださいますようよろしくお願いします。)