こくたが駆く

与野党国対委員長会談。臨時国会は、参院問責決議可決を踏まえ「全野党出席の環境づくりを行え」と主張!//田中法相の辞任について

会見12.10.23

   23日、国会内で与野党国対委員長会談が開催されました。
   民主党の山井和則国対委員長は、臨時国会を29日に召集し、同日に首相の所信表明演説を行いたいと提案。

   私は、「民意に背き、公約を裏切った野田内閣は不信任に値する、国政の基本問題について議論し、争点を明確にしたうえで、すみやかに解散し国民の信を問うべきだ」と、基本的立場を表明。
   さらに「一方的に日程をごり押しすることなく、参院における首相問責決議可決を重く受け止め、全野党が出席できる環境をつくるのは政府・与党の責任だ」と主張しました。

   各野党からも、参院で首相問責決議可決の重大性をどう受け止めているのか、何も示されていないとの批判が相次ぎました。

   民主党の山井委員長は、「持ち帰って協議する」と表明しましたが、再開された会談で、「提案内容は変わらない」としました。各党からは、一方的な通告だけで野党の意見に耳を貸さないやり方はおかしい、具体的な提案もない無責任な対応だと」批判し、事実上物別れに終わりました。

 

   記者団から、田中慶秋法務大臣の辞任について問われました。

   私は、「辞任は当然だが、辞めればいいという問題ではない。野田内閣の責任が厳しく問われる」と述べました。

   さらに「野田首相の任命責任は重大であり、問題が発覚してからも内閣として真相究明の対応もしてこなかった」「田中氏が、答弁を求められているのに国会を欠席したことは、憲法63条を踏みにじるもので、言語道断といわなければならない」と指摘しました。

 

| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2012/10/23

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