こくたが駆く

田中慶秋法相の「暴力団と関係」報道について。「真相の究明が必要だ。事実とすれば法相の資格が問われる」

   12日、メディアの記者団から、「田中慶秋法相の『暴力団と関係』報道と弁明について」のコメントを求められました。

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   私は、次のように答えました。
   田中慶秋法相は、本日の記者会見で、週刊誌が報道した、暴力団との関係について一部を認め陳謝した。それは30年前に暴力団幹部の仲人をしたこと、暴力団の宴会に出席したこと。いずれも暴力団と関係があったとは知らなかったと述べた。
   結局週刊誌の報道はいわゆるガセネタではないことがわかった。だとすると法相自身が責任をもって事実の究明をする必要がある。なぜなら報道は数年前まで付き合いがあったと指摘しているわけだから。

   また政府の真相究明の責任も重大だ。いつ法相から報告があったのか。「会見で『(問題は)いっさいない』とおっしゃっている。それを信じる」(官房長官記者会見)では余りにも他人事で無責任だ。法務大臣にそのような疑惑があってならないという厳正な立場が欠如している。

   国会としても、法務委員会等で、田中法相の出席を求め、真相究明する立場からただす必要がある。

   重ねての質問で、「辞任を求めるのか」がありました。
   私は、暴力団との付き合いの事実が明確になれば、資格が問われる。暴力団という社会と相いれない集団を取り締まる役職にふさわしくないということになる」と述べました。

 

| コメント (2) | トラックバック (0) | Update: 2012/10/12

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コメント

~またか・・って思ったのはドラミだけではないでしょう。何でこうも次々に大臣の失態や失言が相次ぐんでしょうか??これじゃ国民が失望するのも仕方ないですよね。私利私欲で議員をやってたのか?って思ってしまいます。まずは真相究明をしっかりとやってほしいです。総理の任命責任ってどうなるんですか??

 ドラミさん、いつもメールありがとうございます。
 しかし、こういう人物を大臣にするかよと思います。「法の番人」たる法務大臣が、数々の法違反の疑惑とは。
 おっしゃる通り、任命責任が問われますよね。
 こんな形で大臣がつくられる政治が問題です。
 臨時国会を開催し、東日本大震災の復旧・復興と予算流用、消費税の問題、原発ゼロ、TPP、オスプレイ配備などの諸問題を集中的に議論し、争点を明確にして速やかに解散・総選挙を行い、政治を根本から変えましょう。

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